偶然からの事実宣告
2年前からずっと食事を食べる度に、ずきっと痛くなる下側の奥歯。
実は歯医者に行っても2年間ずっと原因がわかりませんでした。
視覚過敏やら、なんとか色々診断されて原因はいったいなんなのよ~???
そんな日々が続いていた今日、とりあえず虫歯の処置のために、上の奥歯を削っていた助手の先生が、私の歯に亀裂らしきものが入っていることを発見!
これは一大事と院長へ報告にいくことに…
すると、突然、院長が登場して、「残念な結果をお伝えしなければなりません」と・・・・・・
「一体なんだ!何もそんな言い方をして近づいてこなくてもいいじゃないか」
と思った瞬間
「今の治療で、歯の上の奥歯の一本に亀裂があることがわかったので残念ながら抜歯が必要かと思います」
がびーん なんと!!
たまたまの偶然の出来事で、悩んでいた真因が見つかった瞬間です。
しかし、レントゲンまでとっていたのになぜわからなかったのか?
素人はそう思ってしまいます。
確かに自分は、いつも痛みが下の奥歯からくるもので、噛んだら痛いと言い続けてきました。
もちろん歯医者さんが叩いて確かめるのは、自分が主張していた下の歯の関連部分でした。
でもその辺を叩かれても何も痛くありません。
歯医者さんも「・・・」
その時点でいつも「それでは、しばらく歯をしっかり磨いて様子をみましょう」となる毎日でした…
でも良く考えれば他の歯にヒビが入っているかもしれないと仮説はできそうなのに、と今更ながら思ってしまいます。
実はこれは我々経営コンサルタントも同じかもしれない。
問題にある真因は、どこにあるのか。
企業が感じている問題点に惑わされて、真の対処すべき問題点を見逃しているのかもしれないと…
思い込みや目先の事項にとらわれない視点を常に持っていないといけないということを、痛感させられる出来事でした。
しかし私の選択肢は、「インプラント」はたまた「ブリッジ」、いやはや、もしかしたら「部分入れ歯」、運が良ければ「矯正」から選ぶことに…
ひぇ~!歯の健康優良児だった自分が考えらない。
これからの出費を考えると、恐るべし。。。