今回から随想文になります。ここまでの説話文でやっていた「カメラワークで読む」のとは読み方が違って来ると予想されます。果たして?
例によって、句読点、カギ括弧を削除しました。以下の基準で全文写筆しましょう。PC上のエディタ(ワードなど)を使うのもいいかと思います。
- 『終止形・終助詞』を読み取って、文が終わると改行。
- 『動詞句+助詞』『形容詞句+助詞』でも改行
- 行の先頭には、主語を書く
これ以外にも、改行の追加はお好みで。
<本文>
丹波に出雲といふ所あり大社を移してめでたく作れりしだのなにがしとかやしる所なれば秋のころ聖海上人そのほかも人あまた誘ひていざたまへ出雲拝みにかいもちひ召させんとて具しもて行きたるにおのおの拝みてゆゆしく信おこしたり御前なる獅子狛犬背きて後ろさまに立ちたりければ上人いみじく感じてあなめでたやこの獅子の立ちやういとめづらし深きゆゑあらんと涙ぐみていかに殿ばら殊勝のことは御覧じとがめずやむげなりと言へばおのおのあやしみてまことに他に異なりけり都のつとに語らんなど言ふに上人なほゆかしがりておとなしくもの知りぬべき顔したる神官を呼びてこの御社の獅子の立てられやうさだめてならひあることに侍らんちと承らばやと言はれければそのことに候ふさがなき童べどものつかまつりける奇怪に候ふことなりとてさし寄りて据ゑ直していにければ上人の感涙いたづらになりにけり
<いろいろ検討中>
『解き方のまとめ』のなかった旧版の方が好み。








