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大学受験の本当の勝負所のお話です。

 

予備校でのこと。

 

生徒のグループがなんとなく出来上がっていきます。高校から、通学で、自習室で、クラスで、お昼ごはんで、いろいろなきっかけがありますが、きっかけの一つに講師室があります。特定の講師のところに、なんとなく集まって来る生徒たちがいます。そんな生徒たちのお話です。

 

4月、始まってまもなく、講師室に集ってくる生徒たちがいます。

「おぉ、熱心やな」と、「いいこころがけだな」と、だれもがそう思います。でも、現実はちょっと違うんです。

4月の生徒たちは、どうなるかわからない。残る生徒もいますが、消えていく生徒もいるのです。

 

5月6月になって初めて、講師室に顔を出すようになる生徒たちもいます。

この子たちは続くのです。そして、減ってしまってはいるけれど4月から続いている生徒ともども、年越しまで続いていきます。そして、みんな通って行く。

 

それが『6月の生徒たち』です。

 

もうそろそろ、その6月です。安定した勉強態勢は構築できていますか?焦らず、迷わず、力まず淡々と、そしてちょっとの覚悟を持って、取り組みましょう。

 

もし、安定した勉強態勢に入れていないなら、勉強のルーティーン(参考書や過去の授業プリントなどと、その使い方)が未だ定まっていないなら、ピンチです。早急に定めましょう。自力ではわからない、という人は、先生やデキる友達に相談してください。相談できる人がいない場合は、さだのおかでよければどうぞ。いないよりはマシかもよ?

 

本当に、今が勝負どころです。

 


【閑話休題】

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