昔々、今から40年以上前のことじゃ。共通一次試験というものが導入されたそうな。なんでも、
基礎学力は『共通一次試験』でカバーするので、各大学は、それぞれ求める人材に合わせた独自の入試をやってくれたまえ。思う存分www。
という趣旨であったようじゃ。しかし、この趣旨の後半を無視して『独自の入試』をサボる大学が続出。自分がサボっているのを棚に上げ、センター試験を批判して、思考力・応用力まで見させようとして出来たのが共通テストじゃ。知らんけど。それはさておき、その共通一次試験導入からほどなく、こんな小論文が出たんじゃ。それはそれは古い古い問題じゃ。
次のエピソードを読んで、考えるところを述べよ。(字数不明<(_ _)>)
台風が接近していたある日、物理学者のおじいさんとお孫さんが、部屋の中から窓の外を眺めていました。窓の外では、木々が暴風で大きく揺られています。それを見たお孫さんがこう言いました。
「木がゆれるから風が吹くんだよね。」
この一言に、おじいさんは、ハッとしました。
旧宮崎医科大(現宮崎大医学部医学科)
共通テストも始まり、入試も新しくなっていると言われているけれど、はて、この問題は今の目線では『古い』のか『新しい』のか、どちらなんじゃろう。
まぁ、どちらにしても、考えることが楽しくなればそれでいいのじゃ。
『昔々』で書き始めたら、ヘンなノリになってしまいました<(_ _)>
それにしても、宮崎医大、頑張りましたね。ようやったwww。語り継がれなかったのが、実に残念です。
PS、最近では、京大の特色入試が爆走中でおもしろいですよ。