中華民国外交部亜東関係協会 黄明朗秘書長歓迎会 | 広島市議会議員 さだの和広のブログ『敬天愛人』

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みなさんこんにちは。さだの和広です。この町が好きだから!ほっておけない!
いっしょにこの町の将来のことを考えていきませんか。
西区選出。現在3期目。自民党広島市西区第五支部長。

2月12日(火)ANAクラウンプラザホテル広島において、
中華民国外交部、黄明朗秘書長の歓迎会が開催されました。

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広島県日華親善協会、日華友好広島県議会議員連盟、
台湾友好ひろしまネットワークの三者共同での
歓迎会です。

台湾は「国家」なのか、あるいは「地域」なのか。
私が生まれる一年前、昭和47年に国交断絶以来、
日本において台湾の法的な地位は気の毒なものです。
国家として認めていないわけですから。

しかし、明らかに台湾は国家です。
中華民国であっても台湾であっても
国名は台湾の人が決めればよいのですが、
間違いなく独立国家として存在し、
しかもわが国と極めて近い関係にある。

正式な国交がないために、さまざまな言い換えによって
外交関係を保っているような状態ですが、
民間レベルの話ではなく、あくまで
国と国の対等な関係を結ぶ必要に迫られているのが
他でもない日本と台湾であると考えます。

台湾は中華人民共和国の一部ではありません。
私たち日本人がそのことに疑いを持ってはならない。
紛れもなく自主独立の国です。

日本と台湾を結ぶさまざまな歴史的事実。

明治期に行われた大規模な開発、
後藤新平、八田與一ら先人の業績は
今でも台湾の教科書に載っています。

李登輝元総統の言葉は、私たちの心にある
忘れかけていた日本人の良識を呼び覚まします。

同席した台湾からの留学生は、
八田與一を学校で習ったから知っていると言います。

根本博はさすがに知らないらしいです。
以前ブログでも紹介しましたね。台湾へ義勇軍として参加し、
金門島の戦いで見事共産党を殲滅した将軍です。

広島アジア大会や、広島と台北航路開設、
相互最恵国待遇、特許などの相互認証、
両国での文化交流事業も盛んに行われ、
ますます絆が深まっていることは大変
うれしいことです。

日本人の85%が台湾を好きだと答え、
台湾人の7割以上が世界で最も好きな国、
世界で最も行きたい国にわが国を挙げる。

東日本大震災のとき、最も早く、もっとも多額の
援助をしてくれたのが台湾だったことを
覚えていますか。

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留学生諸君も壇上で自己紹介をしていました。
もっともっと日本のことを知って、好きになってほしい
ですね。

お気づきかもしれませんが、このブログの
トップページには台湾に旅行に行ったときの
写真を使っています。

わが国が運命を共にする国、
アジアにおいては台湾です。

私はそう思っているからこそ、
トップページの写真は万里の長城ではなく
この写真なのです。

民間で何が出来るのか、どこまでできるのか
分かりません。しかし、本当の友達がだれなのか、
それはしっかりと考えなければならないことだと
思います。

不自然な関係は、一日も早く発展的解消をして、
本当の対等な友人としてお付き合いしたいものです。

台湾が地図から消えるとき、
わが国の火も消えるという思いがあるのです。