広島市議会議員 さだの和広のブログ『敬天愛人』

広島市議会議員 さだの和広のブログ『敬天愛人』

みなさんこんにちは。さだの和広です。この町が好きだから!ほっておけない!
いっしょにこの町の将来のことを考えていきませんか。
西区選出。現在2期目。自民党広島市西区第五支部長。

南観音橋は、完成して間も無く舗装の傷みが指摘され、しょっちゅう「シワが寄ったようになる」などのご指摘がありました。

舗装の下は「軽量盛土」という比較的新しい工法で、土ではなく発泡スチロールを敷くことで重量を抑えるらしいのですが、反面、掘り返して根本的な補修を行うことが難しいのです。そのつどの補修になりますが、気づいたらご指摘ください。

今回は、人や自転車が通る歩道についてです。


橋に差しかかる車がカーブするときに、その力で舗装にシワが寄ります。一回一回はわずかでも、これを繰り返すことでいつの間にか大きく盛り上がることになります。縁石よりも上にシワが寄ってしまい、タイヤを取られたりつまずいたりとても危ないよ、ということで、一部を削り取り舗装を直してもらいました。とりあえず平らになりましたが、時間が経てばまた同じようになる心配はあります。

近所ですのでよくみておきますが、こうした危ない箇所を早目に気づいて手当てしないと大きな事故になりますね。
都市活性化対策特別委員会が開かれました。

私は議員一期目の4年間はずっとこの特別委員会にいたので今でもメンバーではありませんが傍聴に行くことが多いのです。

今回の議題は、
①中央公園と広島市民球場跡地の活用
②サッカースタジアム建設と基町まちづくり
③広島駅南口
④都心の高度利用
⑤総合交通戦略
です。

市民球場跡地については、パークPFIという手法を使い、民間の資金とノウハウで、公園の整備と飲食などの物販施設を建設します。一部残ったライトスタンドの移設や、屋根をかけることなどは既に報道でも知られていますが、今後20年にわたり、飲食等ができる施設や公園全体のあり方をどうするのか、幅広く声を聞きながら進めていかなくてはなりません。

また、中央公園広場には、サッカースタジアムの建設も予定されており、これも周辺の附帯するにぎわい空間整備にパークPFI手法が取られます。

どちらも広島の一等地の賑わいを生み出す重要な施設となります。とは言え、いまだに広島県と広島市の費用の負担割合が明確になっていないなど、問題は山積みです。国の補助金や募金で集まったものを除いて、県と市で折半すると両者納得済みだとばかり思っていましたが、知事の発言には全く驚かされました。

事業とは、すなわちお金です。施設の内容はもちろん重要ですが、その費用を誰がどのような形で負担するのか、これが決まらないうちはどのような素晴らしい計画も絵に描いた餅です。

民間の資金とノウハウを活用しながら、というのは大変聞こえが良いのですが、中途半端に行政が口を出すと「にぎわい」という意味からは面白味に欠けることになりはしないか。また参加する民間事業者が窮屈な思いをするようでは決して良いものができない、と考えます。任せるところは任せる、でないと、思い切った事業は進まないのではないかと考えています。今後公募により事業者が決定します。引き続き注視して参ります。


次に広島駅南口再開発。
こちらについては、路面電車の直接乗り入れや、バリアフリー化など、広島駅がずいぶん使いやすくなると喜んでおりましたが、その事業費の増額について報告がありました。


当初(平成26年9月時点)の事業費が155億円。この度増額が必要とのことで、その増加額が205億円。総事業費が360億円となります。


ちょっと待った。

当初の事業費より増額分の方が多い。これは一体どういうことだ。

事業費増加の原因は色々と資料にありました。屋根やペデストリアンデッキの追加、重量に対応するための補強。地質調査等の追加。など色々とありますが、それにしても155億円が360億円。


当初は必要なすべての工事を含んでいないもので金額の報告をしたそうですが、それではなんら報告の意味をなしません。

すべての工事が出揃って、全体でこれほどの費用がかかります。しかしこれだけの経済的な波及効果があります。ということで、それならば予算を認めましょう、となるべきです。

つい先日、二葉山トンネルの大幅増額で紛糾したばかりだというのに、なぜこのようなことになるのでしょうか。

とりあえず頭出しで予算をつけておいて、その後は自由自在にやります、ということでは困るのです。

これについては、まだ私も情報が不足しているので、決めつけた事は言えませんが、引き続き詳しく調べながら議論していきたいと思います。

安易な増額が多すぎる。

こうしたことをしっかりとチェックするのが議会の役割だと思います。


地方分権の推進について、令和2年の「地方分権改革に関する提案募集」、というものがあり、国に対して自治体から様々な提案を行い、その結果の報告がありました。


令和2年分として広島市から国に対し2点について手続きの簡略化を求める提案を行い、どちらもそれが叶ったとの報告でした。


説明によれば、農業集落排水などの国の補助金を申請するにあたり、県を通じて出せば省略できるはずの書類が国に提出した場合は地図等の添付書類を求められるという、ちぐはぐなことになっていました。

この取扱いを揃えてほしいという内容で至極もっともなことです。

調べてみれば実は事務手続きについてはすでに県に委任されているので、本来は添付書類は必要ないのです。各地方の農政局によって、周知徹底されているところと、されていないところがあったというのが原因のようです。


これは市が改めて国に要望するものではなく、どう考えても国の内部での周知不足です。これに対しては簡素化が図られることになりました。


霞が関と、地方の出先機関の間できちんとしてください、というだけの話をなぜ改めて市が国に要望しなければならないのか。同じようなことが他にもたくさんあるのではないかと思います。

こういうのを「行政の目詰まり」、と言うのではないでしょうか。

現在、原爆ドームは第5回目の大規模な保存工事を行っています。先日現場を見る機会がありましたので、現地で確認して参りました。


今回の保存工事では、単なる補強にとどまらず、できるだけ被爆当時の建物の雰囲気を損なわないように配慮しています。


例えばレンガ積の目地には、これまで使われていた樹脂のものを取り除いて、代わりに砂漆喰を用いたり、


むき出しになった鋼材の塗装はなるべく元の色に近づけるなどしています。

補強のために打ち込んである金具も、鉄製のものは錆びてしまうので、今回それを取り除いて、新たにステンレスのものに置き換えたそうです。

建物内部の鉄骨は原爆の爆風で大きく曲がったままの状態で残されています。


被爆の惨状を物言わぬ証人として訴えてきた原爆ドームです。新しい技術も活用して保存に取り組み、これからも長くその役割を果たしてほしいと願います。


原爆ドームの方向から見ると、建築家の丹下健三氏が広島の平和の軸と捉えていた原爆資料館、慰霊碑、そして原爆ドームが一直線上につながっていることがよくわかります。

現在の広島の街の背骨を見た気がしました。

広島市議会の総務委員会です。

今回の議題は、指定管理者制度の見直しについて。消費者施策の推進について。提出された陳情の取り扱いについて。です。

指定管理者制度については、公の施設の管理と運営を公募により民間などに委託している制度です。スポーツセンターなど、多くの施設がこれにあたります。

現在は5年間の期限付きですが、期限切れとともにそのつど公募を行わなければいけないということで、受け手としては、人材育成や長期的な視点での運営方針が立てにくい、との意見があり、高いモチベーションを維持してもらうための制度の見直しということです。

毎年行われる実績評価で、連続して高い評価を得た事業者については、そのまま次の5年間も継続できるという優良な指定管理者に対する期間延長を導入します。


私はこれを決して良い制度だとは思いません。というのも、最初の3年間で連続高評価であれば10年間、その施設をお任せするということです。本来であれば5年ごとに公募が行われるので、新規参入が見込まれますが、こうなると10年間はそれができません。新規参入の入口を狭くして、競争が働かない、また緊張感を保つことができないのではないかという懸念があります。

今回の見直しでは、連続して低い評価であった場合、次期の公募に参加できないという厳しい方の条件も追加されました。これでバランスをとるのでしょうが、事業者のモチベーションは保てるが、緊張感が保てないことになるのではないかと懸念しています。

この制度が平成18年度に始まって以来、公募に手を挙げる事業者がある程度絞り込まれているということも事実です。なんといっても公の施設の目的は、利用者である市民が快適に活用し満足を得られることです。

満足度向上につながる見直しとなってほしいものです。