竹島に不法上陸した韓国大統領の話題が出なくなりました。
まさかもう忘れたということはないでしょうが、
しつこく言い続けないといけませんね。
歴史観については、お国柄が出るといいますが、
日本の歴史はヒストリー
中国の歴史はプロパガンダ
韓国の歴史はファンタジー
頷けるところはありますね。
コンビニでは「KARAプロデュース商品」とか
「チャングンソクとコラボ商品」とか踊っています。
まだドラマやってますね。
そうそう、モンゴル史家の宮脇淳子氏が言っていましたが
「チャングムの誓い」とか「朱蒙」とか、
真実とか史実をドラマの中で探すほうが難しいくらい
らしいです。
朝鮮の歴史書に
「昔、宮廷に女医がいた。名をチャングムといった」
という一行があり、たったこれだけであの長い長いドラマを
制作したというのですから、その想像力はたいしたものです。
しかし裏返せばそれ以外は膨らませたハナシ、ということです。
まあ、大河ドラマも似たり寄ったりのところがありますが、
それでもまだ多くが史実に基づいています。
朱蒙もそうですね。
朱蒙のいた時代、甲冑はどのようなものだったかというと

こんな感じです。
それがドラマではどのようになるかというと、

これ。

西洋の甲冑みたいなアレンジでかっこいいですね。
日本はその点とても正直です。

これが実物の甲冑。
時代劇に出てくるものといっしょです。
細かいところまで忠実に再現していますから
なんとも正直なものです。
ますます増長する韓国の要求。
毅然とはねつけない日本の腰砕けぶり。
強硬に出ても、どうせ政権の延命だろうと
見られてしまう民主党のこれまでの罪深さ。
どうせ格好だけだよと見透かされる野田佳彦。
なぜなら8月15日に、この人は靖国神社に参拝しなかった。
これが野田佳彦という人間の本質なのではないでしょうか。
見るからに左翼的で、日本を嫌っているのが見え見えの菅直人
の直後に登場したのが、
見た目は保守的で自衛官の息子であることを公言する野田佳彦。
このところ保守色を強めたように「見える」けれども
靖国にはどうやっても行かない。
ぱっと見が保守だけに、かえって災いの根が深いのかもしれません。
韓国の街頭インタビューで、
「日本も歴史を学んで、いい加減に目をさませ。
早く対馬も取り返さないとね」
と当然のように語る韓国の学生の姿を見ながら
日本も韓国も、お互いにゆがめられた歴史の中で生きている国どうし、
なんて不幸な関係なんだろう、と、腹が立つ以上に
悲しくなりました。
この人たちは、本心からそう思いこんでしまっているのです。
先人には感謝しています。誇りに思います。
しかし、ここまで話をこじらせてしまった原因は
過去の日本のまずい対応にもあると思います。
私たちにも、その意味からすると大きな責任があるのです。
日本よ、歴史に学べ、中国や韓国には、
口を開けばそういわれます。
だったら本気で学んでみてはどうだろう、
思い込み、思い込まされてきた歴史に疑いの目を向けて
もう一度歴史を紐解いてみるという作業を
労を惜しまずやっていかなければいけないのではないでしょうか。
その中に答があると思うのです。
「古典の日」が制定されるそうですね。
すばらしいことです。
日本人は昔何を考え、どんなことに苦労して、何に喜びを感じ
どのようなものに美や価値を見出していたのか、
古典には全てがあります。
読めば読むほど現代の日本人とさほど変わらない感性だったり
そうそう、と思い当たるところもあります。
なんだ、平安時代も今も、ずっと変わらないものが
こんなにたくさんあるじゃないか。
しかも文体は難しくても、同じ日本語だから
なんとか意味は分かる。
これって実はすごいことじゃないでしょうか。
千年も二千年も前から、同じ言葉を話す同じ民族が
同じ土地で暮して、人間の入れ替わりがほとんどない、
もちろんそこには皇室という存在があって、
日本の連続性を体現しておられるわけですが、
このこと自体がどれだけの意味があるのかということ。
このことにもっと重きを置くなら
今とは全く違う教育になるのではないかと思います。
そう考えれば、過去二千数百年のうち、この60数年間が
どれほど異質な時間であったのか。
世界中のどこの国も、この連続性をうらやましがるはずです。
だってそうでしょう、今から始めてもあと二千年以上かかります。
歴史をくぐりぬけた重み、その存在自体の重みこそが
日本の信用であり、力の源だと思うのです。
日本人は困ったら過去を振り返ればいいのですから。
自分たちの歩みを見れば、どこかに答があるのです。
それを脅威と感じ、邪魔だ目障りだと思い、
この連続性を断ち切ってやろうとするものもいます。
私たちが大切にしなければならないのは、目先の利得や
技術ではなくて、目に見えないもの、色も形もないもの
ではないでしょうか。
それを持つことができない国は、日本に嫉妬し、
その反動で、歴史を自分たちに都合よく書き換え、
捏造を繰り返すのです。
歴史に整形手術をしたり、ほっかむりする国に
明るい未来はありません。
困ったことに、日本人の中にも。こうした動きに手を貸し
自分の国の歴史を粗末に扱うやつがいます。
なんでしょうねえ、この人たちは。
日本の敵は、ほかのどこでもない、日本の中に存在する!
取り留めのない話ですいません。