私には暇だけは売るほどあります。
youtubeを毎日チェックしている私は、ヒカルを一押ししています。
歯切れのよい語り口で自分の信じるものを躊躇うことなく語っています。
彼はyoutubeを主戦場として見事に活躍しています。
たとえばUFOキャッチャーに当たりクジがないという高校生の意見を聞き、実際彼もやってみてその不正を告発します。
すでに縁日の夜店で子供相手のクジに大きな当たりがないことを証明しています。的屋のお兄さんもたじたじです。
それは金に糸目を付けぬ性格というよりも彼の公平性がもとになっています。子供が当たりを楽しみにしているのに、大人がその思いを無にすることは許せないのです。たぶん子供時代の彼も当たりを信じてクジに挑戦したのです。大人になって大人のずるさを見たのです。
普通親は当たらないことを知りつつ子供にクジを引かせます。世の中そう上手くはいかぬことを知っているのです。がっかりしている子供の頭をなでることで、遥か昔の自分の子供のころを懐かしんでいるのです。日々自分も世の中と妥協して生きている身の上です。子供の思いを汲むこともできない体たらくです。
ヒカルにはそれが許すことができない。子供のころきっと悔しい思いをしたに違いない。
大人になった彼はその思いを忘れずにいたのです。だからこそ金に躊躇なく使うことができる今だからこそ、この不正を正そうと行動するのです。あっぱれという他ありません。
いつ見ても彼のYotubeはすがすがしく心地よい。
子供の思いを忘れずに生きている姿に男気を感じます。