カーラ・ボノフの「The Water is wide」をYouTubeで見ていたらリンダ・ロンシュタットも歌っていました。これスコットランド民謡なのですね。
人種の坩堝であるアメリカ合衆国の心の故郷はやはりスコットランドなのでしょうか。
NHK朝ドラの「マッサン」でも流れていました。スコッチ・ウイスキーを日本に持ち込んだわけですから当然の事かもしれませんが、アメリカに住む人々にとってこの歌は特別なものなのでしょう。政情不安を抱えているのはアメリカだけでなく、イギリスもフランスも、そしてわが国も同じです。この歌を聴いていると広い水辺はゆったりとしていますが、そこには様々な思惑がうごめいているようにも見えます。
しかし心の平和を誰もが願っていることは確かです。諍いを捨てることができるのはいつの日か。人種に関係なく、忘れてはいけないことを思い起こさせる歌がこの「The Water is wide」です。