よく言われる言葉
怖く無い?不安は?心配ごとは?悲しみは?
皆さん、私のメンタルを気にしてくれてます…。
入院中も、このブログを読んでる方も、私と直接お会いしてお話した方にも…。
で、どうかなぁ?って振り返ってみても、たぶん「私は泣いたことがない〜!」って中森明菜の歌声が響いてきます。
私への気遣いや、思いやりに感動して、ありがたくて、泣きそうになることはありますけど。
「夜、一人で考えて不安になって泣いてしまう」ってことは、私は…本当に一度もありません。
なぜかというと、やはりたどり着く結論は、「刀の間合い」「大縄跳びの恐怖」かなぁって思います。
「離れて遠くから見ると怖いけれど、中に入ったら怖く無い」って。
グッと近づかけば、刀の切っ先で切られることは無い。
大縄跳びも、縄を超えて中に入れば、それほど怖く無い。
それを考えると、「とにかく中に入る」ってことかなぁって。
日々、刻々と変る状況で、間合いが離れないように、常に中に入っておくこと。
状況に着いて行けずに、油断していたら…立ち止まって置いてけぼりになって、間合いが離れてしまうような?
見えない未来を、立ち止まっていろいろ想像しても仕方ないかなぁって。
今の自分の状況を把握して間合いを間違えないように、ひとつずつ対処していく。
幸いなことに、記憶力が悪いので、過ぎ去った過去のことは、あまり覚えていません。
今の自分の状況把握と対処で、精一杯かなぁって。
だから、過去と今を比較して落ち込むとか?
元気な頃に戻りたいとか?
あの時、ああすれば良かったとか?
これから、どうなるのかなぁとか?
という感覚は…無いような気がします。
過去と今は、状況がまったく違うのだから、それを比較できないし、比較するほどには覚えて無いし。
元気だった頃は、元気だった頃なりに、「その状況を楽しんでいた」と思うし。
「あの時、ああすれば…」とかも、「その時、その時にベストを尽くしていたはずだから、それ以上のことはできなかった」って思います。
「これからどうなるのか?」ってことも、全ては未知の世界。入ってみないと、体験しないとわからないことだらけ。
とにかく、間合いを間違えずに、「状況把握して対応」するだけのこと。
最後の時に、「何も、できなかった…何もしなかった」と後悔することがないように、「日々の状況に対応する!日々の些細な選択にもベストを尽くす!」
そんな感じです。
泣いたり、悲しんだり、落ち込んだりして、立ち止まったら、置いてけぼりになって、「刀の間合い」同様に余計に、落ち込むだろうなぁってって。
そんなふうに、立ち止まり、落ち込んだりしている時間がもったいないなぁって。
「日々の些細な状況変化を、見極めて、迅速に対応していく、常にベストを尽くす」ってことが大事かなぁって。
だからこそ、私は、落ち込むことも、泣くこともなく、日々を過ごせているのかなぁって思います。
いよいよ、明日からホスピス。
どんな風景でどんな暮らしで、どんな日々を送るのか、私のこれからの病状変化も、それに私自身がどう対処していくのか?
全てが未知の新しい生活なので、どこかで楽しみにしています。
明日の今頃、ホスピスで私が何を考えているのかも楽しみです!
最後に・・・