ピカード強化、、、 part 12 | Sala de Sada ~Nueva~

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フラメンコギタリスト 伊集院サダトシのブログ
フラメンコギターのソロ演奏にストンプパーカッション(足踏みパーカッション)を組み合わせた演奏スタイル ”一人行脚”で全国で活動。オリジナルのCD制作に加え、各種舞台での音楽制作もやっています。

ピカード強化の結果を試す時が

とうとうやってきました。


¡ Mezcla ! 

フラメンコギター&リズム塾 交流発表会



最終調整に入っている中でまた、見つけました。
現時点で考えられる単純で効果のある練習法と考え方

逆指強化

クラシックギターをやっている方も
同じだと思いますが、
im指の運指では手の形からすると
低音側の弦がi指、高音側の弦がm指だと弦移動がスムーズに行きやすいのですが
逆に
低音側の弦がm指、高音側の弦がi指だとぎこちなくなります。
クラシックギターの場合はハンマリングオンやプルオフ等をうまく使いながらトーンを揃えることで避けるような対策を採られている方もいらっしゃると思います。
フラメンコでは
マシンガンのようにスケールを弾くのが
魅力の一つなので逆指は避けて通れません。
なので、それなりの練習をしていましたが
今回、効率の良い方法が見つかりました。

以前のピカード強化、、、part11でのまとめです。

1.単指の連打

 テーブルの上で

 反対の指はテーブルにくっつけたまま。

 ピアノを弾くように指の根元を引き上げる。

2.3 4弦を中心に

 弦の張力や太さの極端に差があるので

3.上行フレーズを中心に

4.開放弦は6本目の指

5.使わない親指は少し締める感じ

6.狙いを定めてたどり着け 

 16分音符ならimimではなくimimiまで

 装飾音符で極限まで速く

7.千里の道も一歩から 

 フレーズを短く切り、少しずつ増やしていく

8.Joe-G練習法 

 原曲より速いテンポで聴く。練習する。

9.弾くより準備 

 弾いた瞬間に反対の指で弦に触れる。


この

1.〜5.と9.を一つにしたような練習

単指単弦を逆指ポジションで隣の弦を使う

しかも上行を考えて、

6弦m指 5弦i指で練習

その後、

4音ずつ、3音ずつ、2音ずつ、1音ずつ、倍の音符

このあと

それぞれで弦移動

6 5  5 4  4 3  3 2  2 1  2 1  3 2  4 3  5 4  6 5

1音ずつのパターンや倍の音符なんて全くできません。

それでもフレーズになると随分楽になります。

(連続逆指の連続弦移動なんてフレーズ、なかなかないでしょうから、、、)

とりあえず、効果は実感できましたが、また、問題が起こりました。


順指(この言い方正しいかどうかわかりません。)

が弱々しく感じる、、、😱


そこで慌てて

同じ練習を順指で少しやってみると

ナチュラルな感じで、弾けました。


ここでわかったのは


苦手なものがあってもそればかりやらず、

バランスよくやり整えていくこと


プロ野球の選手のトレーニングなどで見たことのあるような結論が急に出てきました。


アルペジオ、トレモロ、プルガール、アルサプア、ラスゲアード、、、


バランスよく練習しなければ、、、、、