昨日から始まったサッカーアジア選手権だが、地上波のテレビでは見ることができなくなった。ワールドカップサッカーのアジア予選最終戦の対オーストラリア戦でもそうだったが、有料テレビのDAZNが独占放映権をもったために予選リーグの一部とトーナメント準々決勝からしか地上波では見ることができない。アジアサッカー連盟のあこぎなビジネスのために放映権が高くてどの地上波各局も買えないという。

 観客や視聴者あってのスポーツのはずが、「スポーツを見たくても見れない」矛盾は行き過ぎた商業化のために生じたということでしょうか。「アジア予選だからいずれ日本が勝ち上がるからいいや」と思う方も多いかもしれませんが、それは勝敗の結果だけに興味・関心を向けていくことになり、やがてはこちらも勝利至上主義や勝敗主義に取り込まれて行くことになるでしょう。

日本は初戦にトルシェ監督率いるベトナムとの対戦(日本時間14日14時半)ですが、地上波では放映されないのでPC検索で他の国のテレビ局での中継を見るしかないでしょう。