火曜日です。
急に暑くなってきて、出社してきてジャンバーを脱いだと同時にゴミ出しをして。
シャッターを開けていたら、数度ツバメさんがご来社。
そうです、ツバメさんの産卵時期となってきましたので、彼らが巣作りのための倉庫兼事務所に入って来られないように(申し訳ないですが)、予防策をすることにしました。
モノを置いたり、人影のようなものを作ってもその都度バリアを破られるので、今年は暖簾風の布を掛けることにしました。
以前から、暖簾・のれんを作って掛けたいとは思っていたのですが、仕組みとか布の選定とか、費用とかを考えると「要らんな」と思ってやり過ごしていたのですが
よく考えたら(考えなくてもわかりますが)、布は売るほどあるのだから、生地のサイドの縫い始末や吊り方を考えなければ、いくらでも暖簾風の布は掛けることが出来るのですよね。
売る生地を使うなんてもったいない、と会長は言うだろうけど、生地を買って誂えるよりマシ。
それに
生地を眺めるのもまたよし。近場の方やご来客に見てもらうのもまたよし。
というわけで実行。
今日選んだのは、水色の高島ちぢみ広幅です。
長さが足りなかったけど、爽やかさは充分だ。
風になびいて、そこそこ美しいぞ。

この「そこそこ感」、抜け感のようなものが仕事をしているうえで必要なのだと最近感じます。
この滋賀高島の、日本の片隅の(ある意味かなりの一地方で)、それこそガッチガチで仕事をしても、何となく出来ることなどは知れている気がします。
せっかくの地域ブランド、せっかくの地域のヘリテージなどがあるのなら、それらを存分に使って、出来る限り楽しく日々仕事をしていきたいと思っています。
さて
本日は午前中はその作業と、事務仕事で時間があっという間に過ぎまして。
お昼の間に機織り。



織れてきた布をもって、昼一番で高島晒へ。
生地の出荷、加工指図、色の確認などをして帰社。
14時前、遅ればせながらお昼ごはん。









