昨日の荒れた天気から一転。
今日は、朝方こそ雨だったものの、午後からは少し晴れ間も見えて。
まあ眠い、しかし眠い、という状態のわたしでも、やっぱり晴れたら気持ちは良い。
寒いことは寒いですが、昨日みたいな嵐のような雨には、あんなに降られたらやっぱり敵わない。

昨晩は3時過ぎまで稼働しました。

「布マスク2枚」問題が頭をかすめ、織っていて一気に膝から崩れ落ちるような感覚。
布は悪くない。
そうしといてください。
さておき
今の機械(織機「しょっき」と読む)は、どれだけ織れたかモニターが出るんですよね。

昔はこんなものなかったんですけどね。便利になりましたよね。
空調を停め、帰り道に就きます。
帰ったら、新聞配達の人とバッタリ。
そんな朝。
流石に朝は起きられず。
6時に一度起きて、トイレに行き、また8時まで寝る。起きて、身支度するのに9時までかかりました。
(人間、眠すぎると動きが鈍くなりますね。)
出社して、大事な用事を慎重に処理して、宅配便サンプルを出す段取りをして。
10時からの「取材」一発目のため、高島晒へ出向きます。

本日は読売新聞さんからの取材ということでした。
・オールユアーズさんのマスクの話
・地域向けマスクとマスクキットの話
・高島ちぢみに関して
・地域に向けて力を注ぐこと
などなど、眠い割にはきちんと話せたかもしれませんが、あまり覚えておりません。
(もう、頭が回っておりません。)
よし!なんとかやり過ごせたぞーー!!
帰社。
12時台、少し遅刻したけど機織りに入ります。

夜中見る現場と、同じ場所のはずなのですが、やっぱり昼間のほうが明るいな。

当たり前なんだけど。

このまま、機織りして過ごしたいのですが・・
13時前に社員さんが入ってきていただいて、織りをかわっていただき、
13時から市役所の方と打ち合わせ。
高島晒へとんぼ返り。
ギリギリ?少し遅れて着いた。
お待たせしていてしまって、市役所の方に挨拶して座ると、川島理事長がやってきた。
あれ?こっちきた?なんで?同席?
13時から打ち合わせするのは、記憶では市役所の方と、さっき決まったところなのに。
眠すぎて記憶飛んだんかな?
わたし「すみません、ぼくって今日、理事長呼んでましたっけ?」
川島理事長「市役所としゃべるのはわしもいてええやろう〜」
とのこと。
もちろん居てもらっていいですよ。
とりあえず話しを、進行させます。
・市役所の依頼をどう請けると良いのか
・時間がない
・物資もない
・ナイナイづくし、知恵絞れ
という30分間。
しまった、タイムオーバーだ。
もう少し詰めないといけないー!!
市役所の方に、お詫びを伝え。
あとは高島晒の、敏腕 縫製部兼営業担当 野村さんと、川島理事長に託す。
13時半からは、滋賀県中小企業団体中央会さんからの機関紙?の取材でした。
少し待っていただいて、申し訳ないです。
(こっちを理事長にお願いすべきだったか・・?)
しかしながら
・オールユアーズさんとの出会い
・キテテコマスク誕生秘話
・地域向けマスクへの思い
・高島ちぢみリブランディングについて
・仕事を続けるために
・コロナ後の高島晒を待つ世界
など(6本だて・・)話をする事ができたから、やっぱり取材を受けて良かったのかな。
布を織って売るというのは、織機があればできるんですが、地域ブランドを背負っている、というのはすごく重いことで。
ときどき
誰にでもできる仕事をしているわけじゃないな、させていただいてるんだな、と思うんです。
組織名に「高島」という名を冠している、すなわち「高島」を銘打った地域ブランドを使用させて頂いている意味、やっぱり大きいし、責任もズシリと重みがあるはずなんです。
その意味が
わたしが、杉岡織布単体ではマスクを作って展開しない意味です。
産地を担う組織だからこその使命がある。
その上で
皆様により広く、より深く、より大きく、「高島ちぢみ」を使用していただきたい、と願っています。
そのために
個に走りすぎない。
わたしは自身に、そんな重い荷を負わせました。
(眠いと詩的になる気がする)
取材は終わり、記者さんを玄関までお見送り。
市役所の方はお帰りになられていた。
間に合わなかったな・・。
次の用事。
なぜかこの流れで、生地撮影会を開始。

明日からのネタがもうないので。
本庄織布さんの染めシリーズをお届けします。
それにしても・・・
あれだけ依頼をかけているのに、全く生地ハンガー持ってこないな、同業他社のみなさん?
まあいいか。
これからも
気長に自分(たち)の仕事、これからも自分(たち)にて、実行させていただきます。
よろしくお願いします。
帰社。
冒頭の天気に出会う。

癒やされる。
結局、この日最初のご飯であるお昼ごはんがあたったのは、16時前のことでした。

きつねうどん、おにぎり。
いただきます・・。
このタイミングで、フォークリフトの営業の人が入ってきた。
マジかよ。
マジなのかよ。
インスタント麺にお湯をかけてから接客するのは地獄。
約束してなかったので、お引き取り願う。
「昨日も来ました。」
そうですか。
この時期に、このご時世に、いくらエンドユーザーとはいえ、飛び込み営業されるとは。
その心意気、だけ買う。
フォークリフトは買わない。
再度、いただきます。

美味しかったです。
ごちそうさまでした。
息をつき直せた。
腹が減ってたんだな。
その勢いで、書類整理を始める。
マスク関連、ダブルガーゼ関連のファイルを作りました。
ほか
営業の書類も整理できました。
良かった。
18時前、帰宅。
夕食。

すき焼き風、おあげさん入り。
こちら、杉岡織布として、お客様とお約束した営業の面での責任も・・
もちろん、わたしは、杉岡織布は、果たしたいと思っております。果たさねば、とも思っています。
そんな中
本日嬉しかったこと。
頼りにしている社員さんたちと、会長との尽力により、懸案のダブルガーゼ規格の経糸規格替えに成功していただいておりました。
糸のついているままヘルドを増やし、糸のついているままドロッパを増やし、経糸つなぎをして頂きまして、ついには織り付けを開始。
わたしは、夜にそれを見て感激。
一気に目が覚める。
皆さんのご協力に応えるべく、わたしは織りをできる限り、頑張ります。
コロナならではの商況、厳しいものがありますが・・。
負けない。
では皆様、おやすみなさい。


