今日は金曜日。
昨夜は遅かったので、朝はそこそこ眠いですが、仕事はしなくてはいけない。
金曜日なのでゴミだしからスタート。
機織り。

段ボール出し。

金曜日の大事なお仕事のひとつです。
そして

たくさんの生機。
すぐに要るものもあり、そうでないものもあり。
それらをしてから
マスダ社へ。
まだ未定ですが、お仕事を頂けそうな?その前段階のお話しをさせていただきました。
仕事の話以外に。
久しぶりに、増田専務の父上の増田社長にお話をすることができて、かなり手厳しいご意見をいただきました。
「産地の改革を、アンタ(たち)は考えているが、人件費削減や、コピー紙の節約や、工賃アップや、そんなことで大きく変わるわけがないやろ!?」
「変えるなら、もっと大きく変えるんや。」
などという、大まかに言えばそんな話。
わたし(なんか)に言われてもなあ、ということがほとんどですが、ウチの会長の友達でもある増田社長の、「先見の明」はその筋では有名でして。
もともと
儲かるなら、別に生業として「織物製造」にこだわらなくていいやないか?と本気で思っておられる方。
60才を越えてからベアリング製造の会社に1ヶ月、修業にいかれたという逸話は、何回聞いても面白い。
そのスパイス効いたご意見を、わたし(たち)は取り入れないといけない。
今、待望論。
帰り道
マスダ社とウチの会社の間にある、我が母校の小学校の桜に、癒やされます。

頑張ろう。
11時半に、お客様をお迎えに駅へ。
「オールユアーズ」の原さん、高島へ。
残りの午前中、昼にかけては市内の縫製屋さんへ。

こちらの雰囲気、社長の人となりを、原さんに一度見ていただきたかったのです。

アイデアをいただけるような気がします。
なんとなく安堵して。
「かばた館」さんへ。
わたしは、しょい飯ときつねうどん。

ごちそうさまでした。
原さんは、とんちゃん定食を頼まれました。
食後
「COFFE WORKS PLUS」さんへ。

今日はアイスのブラジルをいただきました。
目が覚めました。
それから
高島晒へ行き。
14時過ぎから平山氏と打ち合わせます。
原さんには、15時から「高島ちぢみ」のリブランディングについてお話しをいただきます。
売れるブランドにするため、まだまだ、終わらないブランドにするための機会です。
わたしはひととき、別仕事での「高島ちぢみ」データを撮影。

それから、広める。
原さんは言いました。
「高島ちぢみ」を広めることと、繊維産地の高島を知らしめることは、似ているようで、全く違うことだと。
当然、手法もターゲットも変わってくるのだ、と。
そのやり方を試してみたい。
そして、やりきらないと意味がない。
やるなら今で、今しかなくて、今やらないと未来もない。
そんなつもりで望みたい、と個人的には思ってしまいました。
17時になり、原さんに感謝を伝えて、駅までお送りしました。
バタバタさせてしまってすみません。
でもしかし
今のわたしたちに必要な話のエッセンスを詰めていただいて、その塊を産地の皆さんに聞いてもらえて、本当によかった。
次は範囲を広げて、産地の他の織物業者の方々や、行政の人たちや、若い方々にもこういう機会を持っていただけるように、わたしは考えています。
限られた人が、お金を儲けるだけの手段としての製造業などではなくて。
地域ブランドというものにふさわしい仕組みにするために。
そして再び
織物の町が、織物でまちづくり(「re;まちおこし」)ができるように。
そういう夢をもって生業を続けていけるように。
そんな環境を作れるようにするのが、今のわたしの目的です。
オリックスバファローズ、サヨナラエラー負け、ですが。
埼玉西武ライオンズの多和田投手の初星に相応しい試合内容で、今日は彼が勝つべき日でした。
良いものを見ました。
高島ちぢみも、プロ野球のように、魅せられる存在になりたいものです。