2018年9月19日、テレビ取材・撮影・(例会日)。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

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滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

昨日からの続きで、テレビ取材・撮影を一日かけてやってもらいました本日。
 
 
NHK大津局・(滋賀のみ放送)夕方18時半からのニュース番組「おうみ630」の中の「知りたがりっ」というコーナーでで9月26日・水曜日に放送されると思います(多分)。
 
 
リポーターの下川さんという女性の企画されたもので、とても力は入っているのですが、いかんせん、「高島ちぢみ」などの織物の世界は摩訶不思議、説明していても難しい部分があります。
 
 
(力を入れて、きちんと説明されると、その結果企業秘密が出ていくような・・・。)
 
 
そんな気もしますが、滋賀県の、高島の、そしてわたしの業界のPRだと割り切って、協力させてもらいました。
 

 
そんな本日。
 
 
朝食は納豆です。ごちそうさまでした。
 
 
最近納豆好きなんですよね~。
 
 
美味しかったです。
 
 
 
そして朝から・・
 
機織りの現場に入ります。
 
 
こういう時。
 
 
やっぱり
 
 
後に取材が控えていると思うとそわそわしますよね。
 
 
 
9時まで、機織りをしてすごし。
 
 
10時から、まずは高島晒さんへ。
 
 
最初の撮影はシワ加工をする「楊柳」工程です。
 
 
シワをつけて、お湯で戻し、湯葉のような状態になって出てくる、「高島ちぢみ」にとってシンボリックな場所です。
 
 
今回の取材は「ビワコットン」という、高島ちぢみの原理を追求して出来上がったブランドの紹介です。
 
 
東京のアパレルさん、大阪の販売場所、滋賀県内の販売場所などもきちんと取材をされた上で。
 
 
こちら、高島では生産地を撮影してもらえます。
 
 
有り難いことです。
 
 
「ビワコットン」は、秋冬物に向けても新しいアイテムを投入されまして、今現在も糸井重里さんの会社「ほぼ日」さん主催の、「生活のたのしみ展」という、大阪は梅田の阪急での催事販売もされており(24日まで)、なかなかの評価を得ております。
 
 
そんな生地の背景を、ここまで探っていただけることがまず、すごいことだな、と俯瞰して、撮影現場をみております。
 
 
 
 
このあとは、生地をさらに白くする工程です。
 
 
 
 
 
井戸みず=琵琶湖に注ぐ川の伏流水を使い、白くすることが出来ている背景も、きちんとお伝えしましたが・・。
 
 
テレビではどうなりますか。
 
 
続いて、高島織物工業協同組合さんへ。
 
 
こちらでは、経糸を巻く工程を撮ってもらいます。
 
 
こちらは、糊付けの工程です。
 
 
撮影ポイントが難しいと思いますが、その辺はさすがプロです。
 
 
まず、荒巻工程。
 
 
ここで、経糸になる原料の綿糸などを何百本かずつ、ビームと言われるものに、五回から十回に分けて巻きます。
 
 
糸の数も、何百とあると迫力があります。
 
 
ひとつひとつの作業を撮っていただき、社員の手作業を見ていただけて、感心してもらえたのは、組合の役員としても、産地の一人間としても嬉しかったです。
 
 
そして、最後にサイジング工程を、巻き取り側から。
 
 
丹念に撮っていただきました。
 
 
これらが、左が巻く前の、右側が出来上がりのビームです。
 
 
組合の社屋の絵も撮ってもらいました。
 
 
まずは、ここまで。
 
 
撮影のクルーの人たちに「かばた館」をお薦めして、わたしは高島ロータリークラブの例会へ向かいます。
 
 
今日は、30分だけの出席です。
 
 
12時半、開始。
 
 
食事をこちらでいただきました。
 
 
可以登楼さん、いつもありがとうございます。
 
 
ごちそうさまでした。
 
 
わたしの席の風景。
 
 
テーブル。
 
 
そして、後ろ方向。
 
 
 
八田会長の話は、高齢者の話題。
 
 
敬老の日でしたからね。
 
 
副会長、エレクト、最近距離を縮めておられます。
 
 
近くない?
 
 
会長の時間、終了。
 
 
 
委員会報告。
 
 
渕田野球部キャプテンから。
 
 
高島ロータリークラブは、寄付額が4000万円を越えた表彰を地区から受けたそうです。
 
 
おめでとうございます。
 
 
そこまでで、早退。
 
 
可以登楼別館さんまで、NHKさんのクルマをまわしてもらい、そこから同乗して、市内マキノの撚糸やさんへ。
 
 
「リング撚糸機」という機械で糸を撚っているところの撮影です。
 
 
「ビワコットン」に使う糸は、この工程を二回繰り返すのですが、面倒くさい作り方をしているな、と自分でもおもいます。
 
 
ここの撮影が難しく。
 
 
糸が捻られる、撚られるところを寄りで撮る、ということに腐心してもらいました。
 
 
 
一メートルに千回、撚りをかける。
 
 
一言で言い尽くせませんが、視ればわかる、というのもテレビのよさなので、きちんと伝わるといいですね。
 
 
撚られたものは、こういうかわいい管に巻かれます。
 
 
 
 
まあなんとか、終了しました。
 
 
 
 
それから、わが社へ。
 
 
 
外観撮影です。
 
 
それから、工場内の撮影。
 
 
(LED照明が間に合ってミラクル)
 
 
現場内の撮影のあと、糸や布を紹介しました。
 
 
 
 
 
それから、インタビュー。
 
 
わたし、もう疲れていたので+質問内容も知らなかったので、かなり驚きながらゆっくり話しております。
 
 
あまり期待しないでください・・。
 
 
17時、お帰りになりました。
 
 
 
 
 
お疲れさまでした。
 
 
帰られた現場。
 
 
疲れましたね。
 
 
 
帰宅して、着替えて、再度現場へ。
 
 
 
 
 
 
 
 
こういう時に限って、よく経糸が切れる。
 
 
疲れてるのに。
 
 
 
 
 
 
でもなんとか、19時まで。
 
 
 
 
月がきれいでした。
 
 
 
クルーの方々も、わたしも、携わっていただいた方々も、お疲れさまでした。
 
 
帰宅。
 
 
子どもたちの様子を見つつ。
 
 
 
夕食をいただきました。
 
 
ごちそうさまでした。
 
 
 
オリックスを応援する我が子。
 
 
WE GO!
 
 
そんな水曜日でした。