いわゆる、恥ずかしながら今では死語になりつつある「ミレニアム婚」というものをしてしまったわたしとヨメの夫婦ですが、自分達は数えやすいし覚えやすいので本当に助かっています。
ヨメと出会ったのは、その一年前でした。
もともと、前職ではグローバル勤務を希望していて、香港とかそういうところで勤務する気満々で生きていた26才とか27才くらいのとき、共通の友達同士の結婚式でわたしと出会ってしまった当時のヨメ。
その当時はまったく、結婚する気などなかったようです。
わたしはそんなの知らないので、会って一週間でプロポーズして、3~4ヶ月で結納をして、一年後に式をあげた、その式の日が本日でして。
そんな日の朝の会話で・・
わたし「じぶん、ぼくと別れたら、おそらく再婚とかせんタイプやろうなぁ。」
ヨメ「うん、結婚なんてもう面倒くさいし、勢いないとできひんし、する気ない。」
わたし「さすが・・」
という、相変わらずのクールな面を見せるヨメ。
つまりはわたしより、男前なのです。
いつも、いつでも
こういうフラットで、なおかつニュートラルな見方ができる伴侶を得られたことが、わたしの人生の一番の財産であり、成功なのかもしれません。
わたしが持ち得ない視野や視点や能力を持っていて、英語もずっとずっとうまいし、こちらから見れば尊敬するところばかりです。
向こうがこちらを捨てる理由は山ほど在りますが、こちらが向こうと別れる理由は全くありません。
わたしなんかとくっついたばかりにこんな人生ですみません、ということは常々伝えているので、その上で一緒にいてくれることに感謝しか在りません。
そんな日。
朝がかなり寒かったわけですが、天気が晴れてくれたりすると、それだけで本当にうれしいものです。

そんな天気のなか、機織りに邁進。

急ぎの仕事を、とにかくきちんと織らないといけません。

10時に来客があり、その方が遅刻され。
社員さんが一人なか抜けされ、また現場へ舞い戻り。
応接したあと、早めに食事。
なかなかのバタバタです。
食事はカレーうどん。

○に旨 という字があるので、エースコックのものでした。カレーがそんなにしつこくなく、あっさりしている印象。
ごちそうさまでした。
お腹が物足りないので、チーズおかきを追加でいただきます。

ごちそうさまでした。
昼間の機織り後、出荷作業を会長と致します。

本日は、浴衣地と「高島ちぢみ」生地の出荷となりました。

浴衣生地の総量は減りつつありますが、最近また増えてきました。
国産の生地が壊滅的な状況に追い込まれて、逆に希少価値を増したのでしょうか。
よい方向への兆候であることを信じて、やっていきたいものです。
14時過ぎ、出荷を終え、ギリギリながら会議へ。

素晴らしい天気。
海外展開向けの会議が行われ、参加してきました。

来週、台湾行きに備えての最後の会議。
マレーシアへの対応、という案件を一旦棚上げして、台湾へ向かうしかありません。
今のところ、マレーシアの関係からメールが多く来ていますし、サンプルを送る必要性も多くあります。
普通でしたら、あのような展示会のあとにこういうスケジュールで別の国には予定をいれないでしょう。
なぜこんなスケジュールを考えたのか、とは思いますが、市やコンサルの方が考えたことなのでおそらく、意味があることなのでしょう。
もし無かったら?
ない場合。
それは「試練」が課せられた、ということで置き換えないとしようがありません。
16時半、会議から帰社。
途中の道すがら、秋の風景を満喫します。

会議や、仕事の合間に、景色を見てリフレッシュできるまち。

そんなまちで生まれて、一旦出ていってから帰ってきて、親の仕事を受け継いで、家庭をもって、生まれたまちで暮らしていること。
冒頭の結婚記念日ということもあり、なんだかとても、普通のことが有り難いとおもいます。

夕方から夜は、機織り。
他にすることもあるなか、それでも大事なことは本業です。
別の時間で、努力するしかありません。
帰宅して、着替えて別の会議へ。

本日は、小学校の、PTA会議でした。
お疲れさま、のご飯は天下一品のこってりでした。

ギョーザ定食。
こってり、麺硬め、ネギ多目、普通麺で、にんにくちょっとだけ。
外国行っていたとき、無性に食べたくなった「こってり」。
念願かなって、満足です。
ごちそうさまでした。
帰宅して、ヨメとビール(金麦ですが・・)でささやかながら、乾杯。

明日からも、ヨメに捨てられない男として頑張っていこうと思います。