工場に早く入ったり、徹夜明けで寝ていたりといった今週の中で、ようやく子どもたちと朝のサッカー練習(わずか、約20分)をすることができました。
そして見送り。

いってらっしゃい。
それからわたしも出勤、工場に入ります。
20日ということもあり午前中はすることが多い中で、会長が高島晒へ出掛け、何やかんやでバタバタしています。
インドネシアの完了作業がやっと出来たのを皮切りに、9月末の出張精算をようやくすることができました。
旅から旅、そして旅費から旅費の連続で・・
わたし、個人的に疲弊中。
さておき
書類の整理とともに、わたしの頭の中、そして事務所も整理が進みます。

9月から10月頭までの、頭が痛かった事案を捌きつつ、また前を向かないと生きていけません。
合間に
現場に入り、出荷の段取りをして。

ここ最近
織機がいたんだこと、そしてまたそれらが重なってきたことが、また頭が痛いです。
そんな中、依頼していた「リーチング」といわれる筬、ヘルド、ドロッパーに糸を引き通す仕事が上がってきたとのことで、引き取りにうかがいました。

これを一人で抱え、トラックにのせ、持ち帰ります。
高島産地では、この「リーチング」の仕事の受け手の方々が少なくなってきています。
今後の産地の仕事が続けていけるかどうかにおいて、かなりの危急の課題だと思いますが、全体で考えないといけない課題でもあります。
帰ってきて、12時前になったところで会長が帰社。
現場を替わってくれたので、それに甘えて食事を取りに家に戻ります。

昨夜のおかずは麻婆豆腐だったようで。

それが具として載ったマルちゃん「正麺」。
七味をかけ、本格的な中国料理みたいな気分でいただきました。
ごちそうさまでした。
午後から、反物の出荷があり、そして織物組合と高島晒双方に用事があり、出掛けます。
ようやく、マレーシア行きの荷物が出荷される運びとなりました。

今回
佐川急便の海外向け荷物は、かなり厳しくコードも中身も見られました。
一事が万事、海外向けのことはなかなか大変なことが多いです。
そんなことを些末なことと認識されずに
わたしや、高島晒平山氏だけがそれを学ぶのではなく、他のメンバーにもその大変さを体験してほしいものです。
それらが、きっと産地の力になると思うからです。
マレーシアはクアラルンプールでの展示会出展、11月2日~11月5日。
「高島ちぢみ」「高島帆布」は通用するのかどうか、すごく楽しみです。
そんな海外向けに準備していたものとして、スマホが届きました。
普段のサブ機、および向こうで使う端末にと考えていた、XPERIAのX performance(グローバル版)。SIMフリー端末で、デュアルSIM装備です。
普段はMVNOを放り込んでおき、海外に出たら現地で購入したSIMカードを入れたら便利かなあと思います。
既に、新しいモデルの発表があったので少し割安で手に入りました。

本当は、もっと安価なZenfoneなどを考えていたのですが、一度XPERIAを使ってしまうと他のものになかなか浮気できず、結局慣れている機種を購入。

NFCで、現機種からデータを引き継げるのは大きな利点です。

はじめてのデュアルSIM搭載機。microSDを使用しないでどこまで持ちこたえられるか、メイン機でないので、入れるアプリを制限できますから、試験的に、そして大事に使っていきたいです。
夕方までバタバタと事務所で過ごし、夜まで現場で機織りです。


現場に入っている間に、吉報が届きました。
8月に申請をしていた、平成27年度補正のものづくり補助金の二次公募に採択されることとなりました。

6月に一時公募で落ちたとき、家族で行った残念会で上の子に言われた
「とうちゃんやったらもっとええ事書けるるのになと思って期待して審査してる人も、とうちゃんの審査してて残念な気持ちやったんちゃう?」
という何気ない言葉に何となく再チャレンジすることを決意し、内容を吟味して、再考を重ねて、やれることを全てやって臨んだ機会でした。
それでも
全国で100件、といわれていましたから期待はしていませんでしたが、実際にはそれ以上の数の採択があり(219件)、その中になんとか入らせてもらえて嬉しかったです。
現場を止め、家に戻り、食事。

かぼちゃのグラタンなのか、なんなのか。

季節のものが美味しい時季となってきました。

たぶん、下の子でも食べられる小麦粉を使わない白身魚のカツ。
味噌汁をおかわりしましたが・・

おかわりする前に、下の子が小学校での行き帰りで、他の子どもさんに悪口をいったらしい、とヨメから聞き・・
もう既に、ヨメと子が行ったと聞いたのですが、わたし自身は行っていないので、あわててそのお宅まで飛んでいって、謝りました。
帰ってきてもう一度食べ始めたときの味噌汁が、二杯目のものです。
帰って来た下の子とお風呂に入り、怒りませんでしたが、色々伝えました。
もうしたらアカン、ということがまず前提にあり。
そして
先生に家で言え、といわれたのにとうちゃんかあちゃんに言えなくて悩んでたんやろ、とか・・
謝りにいったことはすごく大事なことで、向こうの人の気持ちがいちばん大事なんやで、ということとか・・
それでもとうちゃんとかあちゃんは、謝ることで君を守れるかもしれないから、これからは早めにいうんやで、とか・・
良いことあり、またこういうことあり。
忙しい一日でした。
夜、ビールの味はちょっと苦かったです。

「秋味」。
ごちそうさまでした。
家族ともども、明日から出直しで頑張ります。