2016年7月22日、金曜日。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

朝から、製品の出荷のために製品ひとつずつにラベルを貼り、箱に詰め、伝票を貼り、段取りをしました。


生地を織る、それを届ける、という方法とはまた違った形でのお客様への届け方とはなりますが、これはこれで楽しいと思えるようになってきました。






勿論、消費者の方へ近いやり方で売っていることで、大変なこともたくさんあります。


そんなに儲からないやり方でしていることもあり、いったい何のためにしているのか?という見方を、身内からされることもあります。





ですが


自分で作った生地を売ることに関して、とても大事なことを、製品販売で教わった気がします。


「高島ちぢみ」を着てもらい、知ってもらうことによって、そしてその反応の様子によって、この仕事を続けているわたし自身が救われている気がします。


まだまだその仕事を続けていいよ、という反応を、世間様から示していただいていることにより、わたしは生地を織り、売ることを続けていける気がするのです。



それに気づいたことは


値段には変えられません。


製品を詰め終え、いったん機織りをしに現場に入り、再度梱包を仕上げて出荷できたことで、本日の製品出荷は午前中で何とか終わることができました。


お疲れ様でした。


昼間は機織りをして、13時過ぎに慌てて、昼食をとりました。




どん兵衛の、高そうなカレーうどん。


チョイ辛めかな、という評価です。ごちそうさまでした。


慌てて食べたあと。


午後からは、産地の合同展示会向けの会議に参加しました。




2月の東京展、3月の大阪展の日も決まりました。


あとは


それに向けて、ものをつくって見せることに勢力を傾けます。


目標があることは、良いことです。


産地で合同展示会をすることにより、それに向けて心に張りが出て、やるぞ、という気持ちになります。


だから、何があってもこのイベントはやめてはいけないし、続けていかなくてはいけません。


産地がある限りは。


帰社し、夕方から夜にかけて現場に入り、工場を閉め、19時半に帰宅しました。


毎日毎日、見事に用事がわたしに迫ってきます。


それでも、悲壮感とか、しょうがないな、という諦めの気持ちではありません。


その時どきに、最善の選択をするしかありませんし、その時に一生懸命乗り切っていれば、何とかなるという前向きな、前のめり的なものがわたしを支えています。


夕食はカレーライスでした。





「夏野菜カレー」だとヨメは言いますが、いつものカレーという印象です。





ごちそうさまでした。


明日は土曜日ながら、お仕事です。


現場、製品出しに勤しみたいとおもいます。


そしてそろそろ、台湾行きの準備を始めます。


まだまだ、頑張ります。