最高の見頃となった、満開の桜が咲き誇り、非常に美しい時期となった京都、岡崎付近にて、所属する高島ロータリークラブがさらにまた所属している地区の地区(京都、奈良、福井、そして滋賀が属している)大会が行われ、そのイベントに午前午後と参加してきました。
(ほんとうは子どもと遊びたかったし、少し休みたかったのですが)
会場は、この日「民間初使用」といわれる「京都ロームシアター」、いわゆる京都会館でした。

午前からは新入会員セミナー、午後からは会員全員対象の大会ということでした。
正直
いまのわたしは、平日動きっぱなしで仕事をしているので、土曜、日曜にこういうことをされるとかなり痛いのです。
それどころじゃない、といいますか・・
まあしかし
決まりなので、何か得るものがあることを少しだけ期待して、バスに乗ります。
上賀茂神社から、昨日も乗った46系統で平安神宮方面へ向かいます。朝8時過ぎ・・。

少し手前で降り、待ち合わせて向かいます。
ロームシアターの南側にある、みやこめっせも会場になっていて、その付近の桜も見事です。

会場の前には、立派な看板がかかっていました。

午前10時、始まりました。
河本英典パストガバナーのお話しをお聞きして、新入会員さんのパネルディスカッションを聞く、という内容でした。

選ばれた新人さんの話を、これまた新人が聞く、という少し意味不明な内容で、わたしは本当に帰りたくなりました。
一人一人のお話は、立派なものだったのですが、観点がずれすぎていました。新会員セミナーなのに、内容が会員拡大というようなものだったからです。
「どうしたら魅力的になるか」「どういう思いでロータリーに入会したか」「何をロータリーに期待するか」
そんなことは、ベテラン会員さんや、拡大担当の委員長などにこそ、聞いてもらえば良い話です。

なんとももったいない、という感じがするのでした。
また
河本さんの「ロータリークラブでの心構え」とでもいったお話は、滋賀の人間、高島の人間として比較的よくお聞きしているのですが、福井や京都、奈良の人には伝わったのだろうか、と訝しげに思いました。

渡部くん、松田先生とわたしは、それでも根気強くお聞きしました。
まあともかく
200人のヒトが参加して、お聞きしたということは事実として残ったわけで、何か今後に、繋げていきたいと思います。
もう来年からは、新入会員のくくりからは外れますので、やれやれです。
お昼は、となりのみやこめっせでおべんとをいただきました。

足りなかったので、蔦屋書店さんのスターバックスで松田先生にご馳走していただきました。
場所取りしていたわたしに、なべちゃんが買ってきてくれたものは、とても甘い何かのフラペチーノでした。

そしてケーキ二個、サンドイッチ。

時間もあり、サンドイッチは残したものの、甘い何かのフラペチーノ(700円くらいするらしい)は完食することができ、午後からの大会参加に際し、お腹の具合に不安を残しました。
会場のロームシアターは満員で、場所がとれなかったわがクラブは四階までふうふう言いながら上がり、大変高い場所から会を見ることとなりました。
高所恐怖症のわたしには、厳しい時間となりました。
開場は、ソプラノの田村麻子さんという方の美しい歌声で始まりました。かつてロータリーの留学生システムで学ばれた方で、いまは全世界を飛び回っておられるらしいです。
立体感のある会場で、伸びやかな声が印象的でした。

会の間、わたしは高いところが無理なので終始落ち着かず・・。
スムーズな会の進行の工夫は感じさせていただいたものの、来賓のことを「VIP」と表記されたりすることに違和感を感じました。
RI(国際ロータリー)の会長代理として来られた加藤さんという大僧正の方が大事なのはわかりますが、その方が話されることや、その方を持ち上げるように紹介することは再三再四されるのに、来られている知事や市長などの紹介そのものをしなかったり、役員の紹介は画面の字で済ませたりということも、どうなのかと思いました。
また、時間のない中、米寿の人の表彰、90才以上の方の表彰、在籍50年以上の方をされたことも、いまの日本の社会と同様、これからどんどん大変なことになるなあ、と感ずるものでありました。
ロータリーにおいては君づけということなのに、ガバナーは特定の方には「さん付け」や「様付け」ばかりされていて、一般会員と上部会員という定義でも出来たのかなあ、と思わされました。
平等だから楽しいだということだと思ったのですが・・
この大会を目の当たりにして、次の大会を行われる、敦賀ロータリーや福井県の方は大変だと、本当に思います。
個人的に
一日を通して、自クラブですること、地区内ですること、IMなど組内ですることの定義付けについて、考えさせられました。

そういう意味では、とても勉強になった地区大会となりました。
続く大懇親会は、久しぶりに会ったエヴェリーンが会場に入ってもいけない、という謎のお達しがあり、ホストの岸田さんと、エヴェリーンと、渡部くんとで先に高島まで戻ることとしました。
わたしや岸田さん宅のような、ホストファミリーには、大懇親会に出る資格はないのでしょうか?
会費は戻ってくるのでしょうか?
会場は立派で、たくさんの人が関わっておられ、大成功のはずなのに、何か寂しい、大会だと感じるのは何故でしょう。
山科までの道はとても混んでいて、渋滞を抜けた頃、勢い余った我々は結局高島までタクシーで戻ることになりました。

途中でみた桜に、癒されました。
高島に帰り・・
ヨメと子は、明日滋賀に戻るので、わたしは母屋でごはんをいただきました。

ごちそうさまでした。

姉と子どもたちが横浜に帰った日曜日の夜、母屋も静かに、残り物を食べて過ごしていました。
かなりくたくたのわたしには、そういう残り物のおかずが、心と胃袋とに染みました。
疲れました。
月曜日からの仕事と、水曜日の例会の仕切り、不安ですが頑張りたいと思います。