昨年度は
本当にバタバタしていて、ずっと忙しかった割には売り上げは伸び切らず、少し不本意な年度とはなりましたが、それでも今までしたかったことが、たくさんできたので良かったです。
新しい年度も、頑張りたいと思います。
さて
そんな本日は、早朝から書類作成→送付、という作業の連続となりました。
さすが
年度の最初です。
わたしがそんなことをしていると、決算につき、会社の在庫や、糸などの数字を早く上げたい会長がそわそわして、
「お前は何をしてるんや?」
という雰囲気を醸し出してきます。
基本的に
わたしが事務所に入ると、会長は現場に居る(逆もまた多いですが)というサイクルになっていますので、困られるのもわかります。
ですが、わたしはわたしで今日やっておかないといけないことばかりでしたので、申し訳ないですが、時間をいただき、作業をやり終えました。
感謝です。
作業後は現場に入り、ひたすら機織り、糸の箱の片付け、織りにくい規格の台に寄り添う感じでの作業という感じで仕事をしました。

事務所では
春休み、ということで上の子、下の子がやって来て、母親であるヨメに付き添い、クルマ屋さんに、カローラフィールダーの半年点検に向かいました。

明日は、ヨメの実家に伺い、そのついでに彼らの待望の「ドラえもん」の映画を観に行く予定となっております。
そのことで、ずいぶんとテンションが上がっている彼らです。
事務所に入り、迷いなくパソコン類を触る彼らに怯えつつ・・
会社を継ぐ、継がないは別として、どこにいても、どの段階でも通用する人に育ってほしいなあ、と何となく思いました。
最近の彼ら・・
この前、母屋で芋の天ぷらを食べさせてもらった上の子は
「作ってもらって申し訳ないんやけど、味が薄い」
などといい放ち、塩と醤油を彼から見て祖母と叔母とに用意させ、結局人の倍ほど食べた、ということで、わたしから見て母と姉は
「やっぱりあんたの子やなあ」
と笑い、呆れていました。
一方、下の子は、卒園式以来、小学生となることを指折り数えて待っています。
上の子のサッカーの練習の送迎にも、不満も言わず付いていき、にこにこして過ごしています。
今現在、半年ほどクルマを所有していないわたしが
「不便なこと多いし、中古車でも会社で買おうかなあ」
と何気なく言うと、いつも親身になってどのクルマが合うのか、考えてくれています。
「とうちゃん、このクルマに20万円も出せるんか?」
などと聞かれ、わたしがそんなことを呟き、言ったことすら忘れているときも、はっとさせてくれます。
子どもたちには、ある意味で冗談は通じないのだ。真剣に親と向き合ってくれている分、わたしも彼らに向き合わないといけない・・と感じさせてくれます。
そんな彼らの姿を見て、彼らと日常を暮らせるということがどんなにわたしにとって励みになっているか、改めて思い知らされる機会が最近、とても多いです。
有り難いことだと思います。
事務所、工場の往復で午前中は終わり、お昼休みの食事を、珍しく家に戻って食べました。

「紺のきつね」そば。
ごちそうさまでした。

出汁が甘く、いつも美味しくいただいています。
上の子はインスタントラーメンを食べ、下の子はコーンスープを飲んでいました。

ヨメは、春休みに入っていることもあってか、そんな彼らに今日は厳しく
「エヴェリーンがいたときは、みんなきちんとしてたのに!」
などといい、部屋の片付けに関して、抑止効果としてのエヴェリーンが、今はもういないことを引き合いにして、嘆きます。
思えば
エヴェリーンと暮らすことは、適度な緊張感に包まれた日々でした。家族間で当たり前、と思っていたこともそうではない、ということもありましたし、適度なモラルがある暮らしだったように思えます。
それが、子どもたちにとって良かったことは言うまでもありません。
あとから、少しずつわかることもあるのかもしれないなあ・・
そんなことを思いつつ、慌てて現場に戻りました。
午後からは、織りにくい規格を織りやすくするため、急きょ手配させていただいた織機メーカーのサービスの方がお見えになり、応対と作業とに、追われました。
また、そういう忙しいときに限って
糸の番手が間違ったものが入荷したり、細かな出荷指図が舞い込んだり、電話がよく鳴ったり。
得てしてそういうものです。
なんとか乗り切り、夕方の出掛ける予定の時間帯となったところ、また会長から用事を言われ、足止め。
ようやく出かけ、久しぶりに夕方からの酒席にお邪魔しました。
「魚仁」さんに伺いました。
お刺身、くじらのベーコンが美味しかったです!

締めで
カツ丼をいただきました。

玉ねぎは甘く、カツはサクサク。
ごちそうさまでした。
最近現場がちで、少し疲労が溜まりつつありました。
鋭気を養いましたので、明日からも頑張りたいと思います。