9月11日、震災から1年半、NYテロから11年。 | 滋賀・高島の機屋・サダ杉岡のブログ

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滋賀の高島という地域で機屋をしている今年53歳の男のブログです。
仕事のこと・家族のこと・日々の日常で感じたことなどを綴っております。
大したことは書いておりませんが、それでもよろしければご覧ください。

今日の滋賀・高島は朝からざっと雨が降った後、昼からは快晴でした。


さて


震災から1年半が経ちました。


いまだに避難されている方が多く居られるという中(34万人・中国新聞記事)で、世間一般での伝えられ方・扱いの小ささがすごく気になります。


日曜日夜にされていたNHKの番組で取り上げられていましたが、震災復興の為の予算が別の目的に見えなくもないことに使用されていることにも驚いている次第です(この番組は9/12深夜に再放送されます)。少なくとも先生方は政争してる場合じゃない気がしますが・・・。


と書いている私も、では個人レベルでは何をしたらいいわかるのか、あるいは何かをしているのか、と考えると直ちに返答に詰まります。


立場ごとに出来ることを考え、支援できることをちょっとずつでもやっていく姿勢と行動力が結局は必要なのだと思います。


そして、NYテロから11年です。

衝撃の、高層ビルへ飛行機が突っ込むシーン。


リアルタイムだったか、近い時間でのニュースでの録画だったかわかりませんが、ヨメと二人で慌てながらテレビで見ていたのを思い出します。


前の年に結婚して、新婚旅行にメキシコとアメリカへ行ったとき、使用したのが件のアメリカン航空でした。乗り込む際のセキュリティもさほど厳格でなく、機内には当たり前に金属製のフォークやスプーンが使われておりました。


今思えば、11年前のあの日から、当たり前のことが当たり前でなくなった、大きく世界が変わった契機の時だったのだと思います。景気をはじめとした経済問題は勿論、宗教・政治・学問・一般社会に及ぶまで、影響を与えていない分野は何もないのではなかろうかと思います。


振り返ると、東日本の大震災は自然発生的なモノの中で私的には最大級の衝撃でしたし、NYの航空機テロは人為的な事故・事件の中での最大級のモノでした。


たった十数年で・・こんな一大事が幾度も起きる世の中に私たちは生きているわけで、そのことを思うだけでも生きていくことそのものが厳しいことだ、と痛感します。そして当事者の方、犠牲となられた方には私の想像を超える更なる厳しさ、つらさが襲い掛かっている・・・。

これらを越える事象がこの先の私の人生で、そして私の子や孫たちの人生の中で発生することを、私は望みません。


少しでも今より良い世の中になりますように、生あるもの、命あるものの務めとして、今日からでも出来ることからやっていきたい、と青空を見て心から思った次第です。