土曜日の本日も、朝からびわ湖たかしまコレクションに出向き、準備と設営をさせていただきました。
昨日は通しリハーサル(公開)のみだったショーが、この日は本番が三回もあり、少し慌ただしく時間が過ぎていきました。
一回目のショーはデコレーションしたステテコのコンテスト作品のショーでした。
私はスタッフとして、でなく審査員としてご要請をいただき、立ち見の方も居られるなかで、かぶりつきの良席で拝見しました。
写真は、審査員の控え席から見たモデルさんと湖岸の風景です。
素晴らしいです。
湖岸ではお酒、食べ物の出店などもされており、惜しくも選に漏れた作品も展示されておりました。
こちらも、なかなかの風景でした。
一日目は来られませんでしたが、この日はウチの家族も来ることができました。
上の子。
下の子。
そして下の子とステテコたち。
二回目のショーでは、急きょ・私たち地元の機屋も出演(ただしステテコ姿・・汗)することになっており、前日のリハーサルに続いての貴重な体験となりました。
私の出番はモデルさんに続いての一人目なので、本来慌てるべき箇所なのですが、子どもたち二人を伴って出ようと決めておりました。
子どもの説得にも成功し、いざ控え室に入ったものの、彼らの着替えに手間取り、私のステテコ着替え完了は出番まで20秒位でした。
既に汗をかいた私は白のステテコで、浴衣地使用の大人用シャツをまとった上の息子と、川島好行君の奥さまからお借りした上下を着た下の息子と、なんとか出演を果たしました。
バタバタしたものの、同業の他の出演者さんたちも無事に出演を終え、なかには「モデルで食っていきたい」とまでおっしゃる方も(こんな人ほど、最初は大概猛烈に嫌がっておられましたが・・)現れ、まあよかったな、と。
三回目のショーは地元の作家さんたちによるもので、私はまた一スタッフに戻りました。その後、最後のクロージングでは、また審査員の役になりました。
両日を通し、売り場も賑やかで。
扇子コーナーでは、高島青年会議所のメンバー・鈴木久人くんが実演をされ、職人ぶりを発揮されておりました。
扇子で言えば、鈴木くんがしている扇骨の作業はまさに「土台作り」です。
朝イチの打ち合わせでは、こういう華やかな場面での「土台」を作ってきた、裏側のスタッフの尽力があることをまた実感しました。
組合の関係者、商工会の方々、市役所の方々、設営会社の方、コーディネーターの先生、たくさんの皆さんが携わっていただいた今回でしたが、どの部分が欠けても成り立たないものだと感じます。
個人的に比較的(思っていたよりは)、ずいぶん楽な役割で参加をさせていただいた今回、客観的にそんなことを思いました。
今回主に主催者の役割を果たされた、同業者の組合の理事長、川島さんは青年会議所の同期卒業メンバー・「ブロック出向の鬼」こと川島好行君のお父さんですが、イベントが終わった打ち上げの席でやっと安堵をされておりました。
私の父親も、別の組合の専務理事という立場で久しぶりに表舞台に出てきました。
やはり、役職にある方たちは、その立場でしかわからない、大変な思いをされております。
そんな思いを受け継ぎつつ、
親子で同じ生業をさせていただく喜びを感じながら、
その環境を支えていただける現状に感謝しつつ、
これからもやっていきたいものです。
最後に
私の役割は、将来、息子に選んでもらえるくらい、魅力的な職業にするために、今以上この仕事を磨き、輝かせることだと覚悟をしております。
がんばれ高島産地。
がんばれ日本。