いやあ、面白いことって起きるものですね。アメリカのスピリチュアル界の大御所で「エンジェルカード」や「オラクルカード」などを世に送り出し、天使やチャクラ、妖精、過去生などをテーマにした大量のスピリチュアル系の書籍を出して人気を博し、エンジェルセラピーなど数々のスピ系有料資格を設置し、開講してきたドリーン・バーチューさんが2017年にキリスト教に転向し、過去のスピリチュアルをほぼ全否定して、過去に開催していたコースを全て廃止し、アメリカにおける過去の書籍の販売にも可能な限りストップをかけることにした、というニュースを知りました。



英語の公式サイト
http://doreenvirtue.com

なんと、「私は悪魔に騙されていた」

とまで公言しているのです。



「まさか、信じられない…(絶句)」という声も多いようなので、念の為ですがご本人からのビデオに日本語字幕がついたもの(2018年3月17日付を貼り付けておきます。)

ドリーン・バーチューのキリスト教への宗旨替え(オフィシャルサイト)
http://doreenvirtue.com/2018/03/12/about-doreens-conversion-to-christianity/

一体、ドリーン・バーチューさんに何があったのか。公式サイトとビデオによると、なんでもドリーンさんは2017年にイエス・キリストに関する深いスピリチュアルな実体験をしたことから、今まで自分がやって広めてきたスピリチュアルが「悪魔(デーモン)に騙されていた」ことだと気づき、キリスト教に転向したというのです。



これは、今までドリーン・バーチューの名前やエンジェルセラピー、エンジェルカードの名前で商売をしてきた人たちには相当なショックかもしれません。試しにドリーンさんの日本語サイトを覗いてみると、ありましたよ。

日本語公式サイト
http://doreen.jp/about_doreen.html

しかし、公式サイトの「ドリーンバーチューのコラム(NEW!)」というページが

このように真っ白になっていました。

そうでしょうね。頭もサイトも真っ白になるよね(笑)



今まで信じてきた人が「これは、悪魔の仕業だ!」と言っているのですから。ドリーンさんのビデオによると、日本を含めてアメリカ国外では、著作権を売り渡してしまっているため、国外における過去の著作物もできればストップをかけたいが、できない状態だと述べていました。

アメリカ国内では、過去にドリーンさんのセミナーに多額のお金を払ってプラクティショナーになった人たちが返金を求めて訴訟を起こす可能性が指摘されていました。(まだ、実際に訴訟は起きてないようですが)訴訟社会のアメリカなどの場合、このように指導者が「コレは悪魔の仕業です。悪いもんでした」と言っているものを教えたり、そのセラピーや占いなどを有料で提供したりすると、訴訟される可能性が出てきます。ですから、アメリカにおけるドリーンさんのエンジェルカードなどを用いた占いやリーディングなどを有料でしていた人は、リスクを恐れてビジネスが出来なくなっているはずです。(趣味でやる分には、誰にも訴えられないだろうから、続ける人はいるかもしれないにしても)

 

http://doreenvirtue.com/2019/01/21/an-a-z-list-of-new-age-practices-to-avoid-and-why/

 

ドリーンさんの公式サイトでは、2018年1月21付の記事で「ニューエイジ(スピ)事項で避けるべきAからZまでのリストとその理由」と題した記事が公開されています。ほぼ、ドリーンさんが今まで書いておられたことをエンジェルカード、エンジェルリーディング、エンジェルナンバーなどをひとつずつAからZまでリストアップして真っ向から否定する内容です。

 

 

「いつか、誰もがこの真実を学ぶでしょう。

悪魔がニューエイジ(スピリチュアル)を運営しているということを。」
Someday, everyone will learn the truth: the devil runs the new age. 

ドリーン・バーチューの言葉
http://doreenvirtue.com/2019/01/21/an-a-z-list-of-new-age-practices-to-avoid-and-why/

 

だいたいですが、どういう内容かというと、スピリチュアルをやっているとどのように悪魔(デーモン)に付け入れられる隙を作り出すか、ということです。その記事の中にある「デーモン」という言葉をマークしてみたら、上の方だけでも、こんなにありました。



 

ドリーンさんの教えとビジネスの中核をなしていた「天使(エンジェル)」については、キリスト教に改宗したドリーンさんは「エンジェルカード」についての新しい自分の見解として、悪魔がエンジェルに化けて驚くほど的中した予言をすることもできて、それが「サタンの欺しの網」にあなたを巻き込む、などと書いてあります。そして、エンジェルリーディングに関しては、「聖書に天使の記述はあるが、天使を召喚すべきだとは書いてない」とも…。

わかりやすく言うと、「今までアタシが教えてたことは、全部、聖書に反していて、あなたも悪魔に巻き込まれるからヤバイよ」ってそう言うことですよね!?

 

現在、ドリーンさんは、以前より収入も減ってしまっているけれど、過去の自分の行いの罪滅ぼしとしてユーチューブで出しているビデオも最近書いた記事も、今は発信する内容はほとんど無料で公開しているそうです。

普通だったら、自分が築いてきた実績というかビジネスや名誉、人脈などを壊したくないですから、自己保身に回ると思うのですが、「自分は間違っていた」と公言することはとても勇気がいることではないかと思います。特にアメリカ人でそういうことが出来る人は少ない気がしますね。よく、西洋人は死ぬ直前に牧師に「自分は間違っていた」とか「こんな凶悪犯罪を犯した」などと告白してスッキリしてから旅立つ人が多いですが、ドリーンさんはまだ60歳なのだそうです。

 

(以前とは、別人のような外見です)

私自身、この方の本は何冊か読んだことがありますが、自分の体験に基づいていた本もあったと思いますが、チャクラやアッセンデットマスターなどに関する本は、完全に何かの受け売りというか、意味がわかって書いているとは思えない部分も結構あったので、「コレ、自分で体験して書いてないんだろうな」という印象を受けたことがあります。というのは、見えない神様というか霊について「この神様はこういう特徴がある」などと何十種類ものマスターについて、あれこれ書いてあったのですが、「ここに書いてある見えない霊に全部、会って話したんかい?」と素朴な疑問を持ったのです。個人的な体験談はほとんど書いてありませんでしたしね。

 

現在では、ドリーンさんは「人は直接、神(キリスト教の)と繋がれる」という考えを述べており「アセンデッドマスター」や天使など、いわゆる「中間業者」というか間に入っている霊的なものを使役することは「悪魔につけいれられる危険がある」と警戒しているようです。

もう、2019年ですからね。有名な人であっても、だんだんと自分自身に嘘をついたり、騙したり騙されたまま生きていくことができない世の中になってきている、ということではないのでしょうか。

 



しかし、キリスト教とキリスト教を生んだ土台であるユ○○教というのは、以下のように組織的に非常にダークな問題を長年にわたって抱えてきた団体です。何千年もキリスト教でない人間を神の名のもとに虐○してきた宗教です。私は個人的には「エンジェルすごい!スピリチュアル凄い!」と言っておいて、後で全否定というのは、自分自身で判断することを否定して愚民を作り出す「マルバツ思考」や二元論そのもののような気がします。今度は聖書とキリストに判断を丸投げにすることにしたというだけ。

 

ちなみに、今回のドリーンさんの転向の裏にあるであろう「上げて上げて落とす戦略」についての考察の記事も出しておきました。

関連記事

ドリーン・バーチューのスピ全否定の裏に上げて落とす戦略
国連が絶対に指摘しない西欧社会の病巣
上智の姉妹校が奴○売買、カトリック傘下イエズス会の過去の悪事
ローマ法王、カトリック神父による2000件以上の事件を庇う
「十戒」は、禁止することで逆に悪に導くサブリミナル狙い
キリスト教内部告発者が西洋文化の根底にあるものを暴露