こんばんは、さこです(*^^*)
今回紹介する作品は、タイ発のBLドラマ!
私が今年になって初めて視聴したタイのBLドラマは、「Be Mine.Superstar」でした!
このドラマの主役CPを演じたJaa&First、私は初見だったんですが、調べてみるとあの「TharnType」シーズン2に出ていたサブCPなんですね!
そこから派生したドラマ「Don't say No」では主演を務めていました。
ただ私は、「TharnType」はシーズン1しかちゃんと見てなかったし、ここ数年タイドラマから離れてもいたので、この二人はほんと初めましてでした。
さて、このドラマ、美形人気俳優✖️大型ワンコ大学生というCPで、二人の見た目と役柄がめちゃくちゃ合っていて、楽しく視聴できました
二十歳の大学生Pun(パン)は、高校のときの先輩なのかな、Achi(アチ)に一目惚れして以来ずっと片想い。
Achiが芸能人になってからも、Achiと付き合うことを目標に生きてます。(部屋はポスターやら抱き枕やらAchiのグッズだらけ)
そして何とかコネを駆使してAchi主演ドラマの撮影現場でインターンとして働かせてもらうことに。
そこから、Achiに認知してもらうこと、Achiと親しくなることを目標に頑張るお話です。
推しがいる人からしたら、何とも夢のようなお話です。
でも重要なのは、PunはAchiが一般人のときから好きだったってことなんですよね。
長年温めてきた想いを叶えるために行動に起こそうと健気に奮闘するPunと、恋愛経験のないAchiがそんなPunを可愛く思い信頼していく様子が、見ていてとても微笑ましかったです。
ではここから、個人的に印象に残っているシーンをいくつか紹介させてください。
※この先ネタバレあり※
Pun、Achiを初めてバイクに乗せる
恋が進展するときは必ずハプニングが起きますよね。
今回もまさしくそう。
Achiのマネージャーが撮影現場にいるAchiを迎えに来られなくなり、Punが勇気を出して声を掛けてバイクに乗せることになります。
このときヘルメットが一つしかなかったので、Punは急いでスタッフにヘルメットを借りて戻ってくるんですが、Achiに渡したのは普段自分が使っている、より頑丈なヘルメット。
当たり前のようにAchiを一番に考えて行動できるPunにキュンとしました。
Punって、二十歳の割に仕草とかすごく幼く見えて最初は違和感があったんですが、次第に可愛く見えてきます。
あとはほんとひたすら健気にAchiに尽くすところが、真っ直ぐで気持ち良かったです。
Punと一緒に横になるAchiの美しさ
これ、共感してくださる方が沢山いると勝手に思ってるんですが、AchiがPunと一緒にベッドに横になっているシーンが異様に美しい。
いや、Achiは元から美しいお顔をしていて、見るたびに整った顔だなーと驚くほどなんですが、例えば二人が結ばれた第7話。
Punの腕の中で微睡みながら話すAchiの美しいことと言ったら、、筆舌に尽くしがたいとはこのこと!!
話し方もすごく甘くて、Punを見つめる眼差しは柔らかく、色気も相まって本当に美しいんですよ
そんなシーンがもう一つ。
第9話。
日本の時代劇映画で準主役を務めることになって日本へ旅立ったAchi。
しかし無理が祟って体調を崩したと聞き、Punは心配のあまり日本まで会いに行きます。
会いに行ったときにはだいぶ回復していたんですが、まだまだ養生が必要なAchi。
そんなAchiにPunは付き添い、二人が布団一枚で寝ているシーンです。
宿泊先が旅館なので、二人は浴衣を着て寝ているんですが、Achiがゆっくり目を覚ますと、それに気づいたかのようにPunも目を覚ますんです。
ここ、さすが忠犬って感じがして良かったです。
そしてAchiがね、「長旅で疲れただろうから癒されよう」って囁くんですが、これ、Punの足を自分の足ですりすりしながら言ってるんですよ。
つまり暗に誘ってるんですよね!!
この足よ!!!
足だけのシーンでドキドキさせられるとか何事ーーー
もうね、このときのAchiがエロいとか色っぽいとか、そんな安っぽい言葉じゃ全然足りなくて、ただただ艶めかしいのです。
無造作に下ろした前髪、眠気まなこ、少し掠れた声、そして生足!!!笑
その全てでPunを誘っているとしか思えない。
このときのAchiが、個人的に一番好きです。
日本絡みのシーンがツッコミどころ満載
ここからは、別の意味で印象に残っているシーン。
見た人みんな(日本人)が思ったことだと思いますが、、、ドラマの中で描かれている日本への偏見がすごい!!!笑
Achiは世界的に活躍する俳優になるのが夢で、そのチャンスを日本映画への出演で掴むんです。
まずね、世界的に有名な日本の映画監督として「棚田さん」という人が出てくるんですが、、この人がまあひどい!!!笑(もちろん演じているのはタイ人)
何なんこのエロじじぃ、、という感じ。
棚田さんはゲイらしく、タイに仕事で来たときにイケメンの男の子を斡旋してもらう始末。
マジでキモかった。
しかも「棚田」って名字をなぜ選んだ?
鈴木さんとか田中さんとか、有名な名字じゃないのが逆に謎。
そして問題は、Achiが出演する日本の時代劇映画。
もうB級なんてもんじゃなくてF級映画なんじゃないかってくらいに、衣装もセットも脚本も陳腐!!
いや、これはしょうがないですよね。
海外ロケで予算も限られているだろうし、あくまでタイ人から見たイメージで日本の時代劇映画を形にしているわけで。。。
そんなこと、百も承知なんですが、、、ひどい!!!笑
たいへん申し訳ないのですが、映画撮影のシーンは少し目を背けながら見させてもらいました。
映画の中でAchiが周りの男に迫られ過ぎているのも何だか気分が悪くて笑
そんな容易く手を出していい子じゃないのに!と思っちゃったんですよね。
露天風呂で・・・
話は先ほどのPunとAchiの浴衣シーンに戻るのですが。
Achiに誘われるがままPunは露天風呂に入り、そこにAchiも合流。
そこで事が始まっちゃうわけなんですが、、ワタクシはそこで妙に冷静になりまして。。。
あのね、場所が露天風呂なんですよ。
二人はもちろん裸で、結構長い尺を使って愛し合っているシーンが流れるんですが、、なんでですかね、それがまるで日本のA●のように見えてしまって(見たことあんのかよっていう突っ込みはなしで)。
美しいバラード曲が流れて、しかも歌い手は日本人で、二人の動きはスローモーションで、何とも美しい感じの映像に仕上がってはいるんですが、、、いや誤魔化せない!!!
普通に露天風呂でいたしちゃってるシーンが延々と流れているだけなので、ここでは一切「きゃー」とか「きゅん」とかならなかったです。
その前の足すりすりで大満足でした、はい。
Achiに裏切られたと距離を置くPun
PunはどこまでもAchi最優先だったのですが、最後の方で二人は離れるんですよね。
そのきっかけはPunが、Achiが自分の気持ちを演技に利用していることを知って傷付くというものだったんですが。
これがあまり腑に落ちなくて。
Punのキャラクターだったら、自分の気持ちがAchiの演技に役立つならいくらでも利用してほしいと思いそうなのになって。
自分の気持ちが演技に利用されていたことで、自分のこと好きじゃないんだって思っちゃうのが、Punらしくないというかなんというか。
ま、日本の時代劇映画のシーンのモヤモヤに比べたら些末なことなんですけどね。
***
タイBL界のエンタメ情報は全然追ってないので、この作品がどれほど人気だったのか分かりませんが、個人的には好きな作品でした。
Achi役を演じたFirst君の顔が美しくて、そのお顔にぴったりな役だったからかな。
佇まいが凛としていて、貫禄と気品があって、汚れを知らない高潔なAchiを見事に演じていたと思います。
PunとAchiが横になっているシーンは、何度も見返したくらいお気に入りです。
未視聴の方はぜひ見てほしいです。
色んな意味で、印象に残る作品です。
ではでは。