こんばんは、さこです(*^^*)

また大好きな作品が増えてしまいました。

1月に視聴した作品なんですが、ようやく書けます。

今回は韓国発のBLドラマです。

 

韓国のBL作品といえば、暗いものが多い印象が強いですよね。

私が今まで見てきたもので言うと、「後悔なんてしない」「夜間飛行」、、、心に残る作品だけど、暗い!!笑

それがここ数年で一気にポップなものが増えて、それはそれで良いんですけど、個人的には物足りなさも感じていました。

見ているときは面白いんですけど、印象に残る作品がそんなにないっていう。

そこまでハマるカップルに出会えていなかったのもあるかもしれません。

 

そんな中、ついに出会えました!

韓国ドラマの良いところをギュッと凝縮したような作品!

 

「俺は恋愛なんか求めてない!」

2023年に制作されて、一話が30分~40分程度の全10話です。

いきなりケチつけますが、これ、ほんと邦題がいまいち。

別に恋愛“なんか”求めてない感はないんだけどなー。

確かに予想外の感情を抱いてはいるものの、恋愛なんかって、その言い方は違うと思う。

本国では「非意図的恋愛談」

ドラマの雰囲気的には、このままの方が良かったじゃん、とこっそり思っています。

 

 

さて、簡単にあらすじを。

主人公は大手企業に勤める社会人2年目27歳のウォニョン

直属の上司が収賄疑惑で懲戒免職になり、そのとばっちりを受けてウォニョンは停職処分に。

途方に暮れる中、友人の勧めもあって一人江陵(カンヌン)に旅に出ます。

 

民泊先でウォニョンはオーナーの女性がお気に入りのお皿を割ってしまい、お詫びのために同じ陶芸家の食器を買うためにその陶芸家のお店に行くと、そこの店長は名前こそ偽名を使っているものの、会社が専属契約しようとしていた矢先に姿を消していた有名な陶芸家テジュンでした。

専属契約成立に一役買えば復職できるチャンスだと上司に言われ、ウォニョンはテジュンに近づく…、とまあこんな感じ。

では、このドラマの魅力を3つ挙げたいと思います!

 

 

  ① 主役二人の顔が良くてケミ最高!

もうね、正直これに尽きます笑

漫画からそのまま飛び出してきたような(原作読んでないけど)、非の打ち所がない二人。

 

こんなに両方文句なしなんて、韓国BL作品では個人的に初めてかもしれないです。

相変わらず化粧は濃いめですが、全然許容範囲。

 

ウォニョン役は現役アイドルB1A4のゴンチャン。

K-POPはちょっとかじってる程度ですが、B1A4と言えば、「応答せよ1994」に出演していたバロがいたり、「雲が描いた月明かり」に出演していたジニョンがいたり、メンバーが立て続けに人気作に出演していたことで知ったグループです。

多分ですけど、B1A4はそこまで爆発的人気はないんですよね。

それなのにグループの中でも人気のあるバロとジニョンが脱退してしまって、今は3人で活動中。

ただ、5人だった頃のB1A4のパフォーマンス映像を見ても、ゴンチャンって可愛い顔してるのにあんまり目立たないんですよね。

なんでだろ。

歌割りも少ない印象でした。

 

しかし、このドラマで魅力が爆発しています。

めっちゃ可愛い。

明るくて愛嬌があって礼儀正しくて、誰からも愛される好青年を見事に演じています。

きつね顔?犬顔?

とにかく単純にめっちゃ可愛い。

 

一方の、少し近寄りがたい雰囲気のあるテジュン。

周囲と距離を置きながらも、根っからの優しさが滲み出てしまうキャラクターが、ほんとに素敵です。

彼の落ち着いた雰囲気と、それでいて少しお茶目で、ウォニョンのことが可愛くて仕方ない様子や、しっかり独占欲を発揮しているところまで、テジュンがめちゃくちゃ私好みの魅力的な男性なんですよね。

これぞ韓国ドラマらしいキャラクター!

そして何よりね、この人の声がタイプでした照れ

 

二人が並んだ画が本当にお似合いすぎて、いつまででも見てられます。

 

 

  ② ストーリーが韓ドラあるあるで最高!

主役二人が最高な上にね、ストーリーがまたたまらんのです。

ウォニョンは、就職活動中で人生の迷子になっているところを、テジュンの言葉に感銘を受けたと言ってテジュンに近づくんですよ(勿論その言葉に嘘はないのですが、会社とテジュンの仲介をして復職することが本当の目的)。

それを煙たがっていたテジュンも、いつの間にかウォニョンの一生懸命さに絆され、少しずつウォニョンを気にするようになるんです。

そしていよいよウォニョンのことが可愛くて仕方なくなり、ついちょっかい出しちゃうし、尽くしてあげちゃうんですよね。

一人で歩道を歩いてたら車に乗せ、体調が悪かったらこれまた車に乗せ、体調が悪いのに民泊先を出なければいけないという事情を知って家に住まわせ、髪が濡れてたら乾かしてあげ、朝食まで用意してくれるという尽くしっぷり。

もっと頑なかと思ったテジュンの心がウォニョンに落ちるのにそう時間はかかりませんでした。

全10話だから、一般的な韓国ドラマより展開が早いのも嬉しい。

 

因みにテジュンは同性愛者で、ウォニョンはそうではありません。

そうではないはずなのに、ウォニョンはテジュンと距離が縮まるにつれ、少しずつテジュンを意識するようになってしまいます。

なんでだ?!って戸惑っているウォニョンがまた可愛い。(まあこの辺からタイトルが「俺は恋愛なんか求めてない!」になったんでしょう。でも「求めてない」じゃないんだよな。「そんなつもりじゃない」ってだけでさ)

そしてテジュンが自分に優しくしてくれることで、テジュンを騙している罪悪感に苛まれるようになるのです。

 

ほんと、ザ・韓国ドラマ!!

素性を隠して近づくのとか、付き合ってもないのに一緒に住むことになるのとか、次第に本気で惹かれて後ろめたくなるのとか、その描き方がほんとにお見事です。

 

 

  ③ 胸キュンシーン満載!

②と少し重なるんですが、ストーリーも良ければ胸キュンシーンの作り方も最高でした。

 

お気に入りのシーンは沢山あるんですが、その一つが第5話にあります。

ウォニョンが居候させてもらっているテジュンの家から出て行くと言ったとき。

ウォニョンは、テジュンへの想いが何なのか分からずに戸惑い、距離を置こうと家を出ようとするんですが、テジュンが止めるんですよね。

「出る必要はない」と。

それに対してウォニョンが、「必要かどうかは僕が決めることじゃないですか」と、きっぱり突き放すんです。

結果、工房で土に八つ当たりするテジュン笑

あのテジュンが、澄ました顔してやってることが大人げなくて可愛いんです照れ

 

そして、私が一番きゅんきゅんして何度も見返したシーンについて紹介させてください。

これは最終回の第10話の、本当に最後の方なので、これから見る方は勿体ないのでスルーしてくださいね!!

 

 

 

 

 

※いきますよ?めっちゃ胸キュンシーンなので、未視聴の人は見ちゃダメですよ?※

 

 

 

 

 

 

二人が、テジュンの家のリビングでお揃いのチェックのパジャマを着て寛ぎながら、非公開でInstagramのカップルアカウントを作るシーンのあとです。

ウォニョンが「明日仕事行きたくないなー」と何気なくつぶやくと、「じゃあやめればいい」とさらっとテジュンが言うんですよ笑

「何言ってるんですか。嫌なこともやらなきゃ」と正論を言う真面目なウォニョンに対し、「僕ができることは何でも叶えてあげたい」とスパダリ的模範解答を述べるテジュン笑

ここでのやり取りを、私なりの意訳込みでお届けさせてください笑

 

 

「あー、お金持ちの恋人がいて良かったな~」

「うん、良い考え方だね」

「冗談なんですけど?」

「僕は本気だけど?いくらでも利用してほしい」

「利用はしませんよ」

「あぁ…、それはもったいないな」

 

「愛します」

 

 

 

ここ―――――――!!!

 

 

 

テジュンはこの言葉を聞き、ゆっくりとウォニョンの方を見ます。

そんなテジュンに、ウォニョンは繰り返すのです。

 

「ただ、愛しますよ」

 

 

テジュンが欲しかったものを、当たり前のように与えてくれるウォニョン。

そんなの、愛おしいに決まってるじゃないですか!!!

このときのテジュンの、尊いものを見つけたような眼差しがとんでもなく良かった!!!

めっちゃ良いシーン!!!

 

 

欲を言わせてもらえるのならば、もっと二人のイチャつくシーンが見たかった笑

でもきっと、ウォニョンはソウルに住んで、テジュンは江陵に住むというプチ遠距離な生活を続けるんでしょうね。

週末婚みたいな感じで、金曜の夜から日曜の夜まで一緒に過ごすのかな。

金曜の仕事終わりとか、テジュンはソウルまで車で迎えに行っちゃうんだろうな。

飲み会が入ったら拗ねるんだろうな笑

でもやっぱり飲み会終わりに迎えに行っちゃうんだろうな。

そんな妄想をするのも楽しいです。

 

 

 

***

 

 

あ!このドラマはOSTがどの曲も素敵なのでぜひ!

中でもテジュン役のチャ・ソウォンさんが歌っている「Beautiful day」と、ウォニョン役のゴンチャンが歌っている「Fallen for U」、おすすめですラブラブ

 

 

ではでは。