オワ☆コンプレックス | BABYMETAL、サクラメントキングス、他もちょっとのブログ

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音楽(BABYMETAL)とNBA(キングス) 主に書きます。
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自称ベビメタファンのこのポスト。基本的には批判多数なんだが、個人的にはオワコンだと誰かが思う事にはなんの興味もない。ただそれを言われると勿論反感はあるわけだ。それは当たり前だがベビメタはオワコンではないから。オワコンの基準が何なのかというのはあるが普通に考えると「終わりを向かえそうな位に規模が縮小したコンテンツ」ということなんだろう。いちいち細かいデータを持ち出して反証は出来るが、そんな事しなくてもメイトにはわかる話だろう。ベビメタは2014年以降長らく海外が活動のメインステージであり、それはAmuseの海外事業部の大部分を占める規模だ。10年近く日本での国内展開に制限を設けているベビメタにとって、ここ10年の国内の音楽業界の変化に合わせて右肩上がりで居続けるのは無理だろう。そもそもそんな気が無いわけだし物理的にも無理がある。なにせ国外で年間80公演とかをこなすわけだから。その成果は出ていて海外におけるライブの集客は上がっている。昨年も全米ビルボードTOP200で1位を獲得したアルバムに参加している。これがオワコンなら他はもうチリかノミかなにかになってしまう。

自分がこのての人間に虫酸が走るのは「ファン」というクソデカ主語を使って勝手に代弁者のツラで正論を言ってるかの如く振る舞う所にある。先に言った通りこいつの主観にはなんら興味はないが、それを「俺たち」の言葉だと勝手にされるのはたまったもんではない。このての己の主観がさも多くの総意かの様な嘘をついて押し通す奴は、なんて品性下劣な承認欲求の持ち主なんだろうと思うわけだ。

基本的にはほぼ全てのアーティストはピークがある。そしてピークがあるということは当然その後は浮き沈みの程度はあれどピークアウトしていく。だがピークを過ぎたからといってそのアーティストの質が下がった事とイコールにはならない。例えばメタルで言えばBMTH、ラップで言えばドレイク、R&Bで言えばウィークエンドなどの最新作は前作にあたる大ヒット作よりセールスは落ちているがオワコンとは誰もいわない。それは主なリスナーである海外リスナーがアートとして捉えるリテラシーがあるからだ。BMTHがわざわざ集客の少ない日本でフェスを開催するのはそれが彼らの表現であるからだ。ウィークエンドが10億円も自腹を切ってスーパーボウルのショーを行ったのはそれが彼の表現だからだ。より多くの人に届きさえすればそれでいいという観点にたつとそれは表現者ではなく、ただの商品の制作者になる。

より先鋭化して深く追及し表現者として成熟しつつ、継続性とのバランスも保つ。これが優れたエンターテイメントだろう。一部の地域における集客、認知度などを個人の感覚で捉えてそれを基準にアーティストの質を評価する。そしてそれを多くの他者にとって正しいとするこの愚かさ。

自分は前から何度も言ってるがベビメタの国内の規模としてはこれが限界だろうと思っている。昨今の芸能界やそれを取り巻くメディアのひどい醜悪さをみてもさもありなんで、ベビメタははなからそういった芸能界とは距離をおいた活動をしている。アイドル出身ながら表現者として次元を高めて活動するベビメタ。こいつの様にベビメタを「ぼくのだいすきなかわいいアイドル」として消費したいだけの童貞丸出し野郎の的外れな評価などこいつのチンカスレベルの価値しかない。

ということをいい加減気づいて欲しいなぁと思うチンカス製造マシーンであった。

終わり