ベビメタのライブは次回4/1.2と2ヶ月しか間がない
そしてお値段が15000円.20000円と他のアーティストの倍近く
そりゃ悲鳴が上がる
でも僕は高いと思はない
実際に参加した感想だ
しかも関西から遠征してトータル10万円は掛かってるわけだ
でも高いとは思はない
ベビメタに払う一回2万円を他に使って、同じ満足が得られるかと言えば不可能なんだ
少なくとも僕にとってはそれは絶対だと言い切れる
音楽だけで言えばぶっちゃけ一番好きな訳ではない
すごく好きな音楽の一つではあるが、そういうよくある程度だ
だがひとたびライブとなると話が違う
ベビメタのライブが高いからもう行かないと思う人は素直に来なくて良いと思う
あなたにとってベビメタはその程度の価値しかないのだ
その判断は何も間違ってはいない
ただその価値がズレていて実際には適正だからこそやっている訳だ
適正じゃなければ客は減り、利益は減る
でもそんな感じは全くなく、ライブ後の反応は好意的なものが99%を締める
(二日間に渡る何万というツイートをほぼ全部見たから間違いない)
だから4月のライブにもみんな参加意思を示している
だが問題がない訳ではない「高いから行かない」じゃなく「行きたいけど高いから無理」な場合があるということだ
ここは改善の余地がある
学割なんて簡単に出来る
おっさんおばさんメイトから1000円多く取れば良いのだ
15人で1人分にはなるので1000人はほぼタダで入れるだろう
まあともあれその価値は高い
なんせそのライブが毎回それっきりの一回だけの特別感が半端じゃないのだ
実際に日本でのライブはほぼ全てがそういう付加価値のあるものになっている
海外メインで活動するが故に、日本では年間多くて6回とか
その全てに復活であったり、総決算であったり、何かしらの変化がある
それによって価値が高まっている
下世話な話をすればこれはベビメタ流のビジネスモデルだろう
日本でレジェンドライブや大きなライブをし、それを映像なんかで観た外国人が羨んで海外ツアーで来た時に参加する
もちろん海外では2000〜5000人程度が基本で本気でプロモーションしてやっと1万人だ
だから日本のライブをスペシャルにしてそれを羨ましがってもらって、行ったときに「あの凄いベビメタや〜」となってもらう訳だ
このパターンでずっとやっている
なので必然的に他の日本のアーティストとは根本的に違って来るのだ
普通は毎年のツアーってだけしか枕詞がないのが殆どだろう
5年ごととかにやったりはしてるが、ベビメタのように活動全体をストーリー仕立てで世界観構築したりはしない
そこでその時だけの感動が生まれ価値が生まれる
この文脈に乗っかっていないとそりゃ高いと感じるよねってなるが、リテラシーの問題だよねとも言える
リテラシーを要求する時点で敷居が高いよねってなるが、その通りで実際そうなのだ
そうする事でアートとしての魅力が深まるんだから仕方がないとしか言えない
ただ観て聴いて終わりではなく、ベビメタワールドを理解し楽しめる権利がそのチケット代には含まれている
ハマるかハマらないか
よく言われるベビメタファンの傾向
完全に両極端に分かれるのは勿論不可能だが、基本的にはこの通り
価値を感じられる者には唯一無二の価値があり、感じられない者にはただの高いだけの無価値になる
そういう傾向がありそれを頑なに維持するからこそ、一貫したクオリティとファンの満足度をキープしているのだ
僕は鼻水垂らしながら必死に働いてまたベビメタのライブに向かうのだ
それが生きてるってことじゃないか
終わり