BABYMETAL主義 | BABYMETAL、サクラメントキングス、他もちょっとのブログ

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音楽(BABYMETAL)とNBA(キングス) 主に書きます。
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 参考資料


僕がBABYMETALの魅力に取り付かれるのは当然のことだったんだろう。世の中差別だなんだの右だの左だの。どいつもこいつも何らかの極端なポジショニングにいたがる。それはどこから出てくる心理なんだろうと考えると、結局は自己保身。つまり自分の損得でのみ判断し他者との共存を放棄しているわけだ。
お花畑なパヨクは共存だ共存だと叫ぶ癖に否定的意見にはまるで耳をかさない。ディベート不能なエセエリート集団がパヨクである。そこには確たるロジックが無い。差別的なネトウヨは盲目的な全体主義者であり誰かの金魚の糞でしかない。これまたディベート不能な社会不適合者の集団がネトウヨである。
本来の論点をネトウヨが差別的なスタンスにより有耶無耶にすることでパヨクはその差別的なスタンスを差別で返すというのが現在の日本の浅ましき状況。SNSが生まれる以前、僕の子供時代、青春時代にはお互いの意見を言い合うには当たり前だが顔と顔を向かい合わせて話し合う必要があった。現在はそれが無くなったせいで馬鹿やそれだけの覚悟の無い小心者でも簡単に意見を言えるようになった。それらの正体がネトウヨやパヨクだ。
もとより自分を変節することに拒否感を持っていた僕はこんな社会の変遷をはたから見ていたが、それでも勿論自分の国を憂う気持ちは少しはあるしハラも立つ。そんなくそったれ社会に絶望し諦めていた時にふと目の前に現れたのがBABYMETALだった。

日本のエンタメも昨今の損得野郎どものポジショントーク社会も全て全体主義であって新たな価値観の創出を期待できない感じがしていた。そんな中でBABYMETALはその独特なアーティスト性や大衆や業界に媚びない感じが自分には物凄く爽やかで透き通った透明感の高いキラキラした物に思えた。そういった自分の価値観にフィットしたのは全体主義的な既存のものではなかったから。SNSもやらなければ滅多にTVにも出ない。そういった所でパフォーマンス以外の話をすることも無い。人気商売にもかかわらず商業主義的観点から安易に行いがちなそれらプロモーションを行わない。この辺のアナーキズム、反全体主義的な姿勢がつまりはパフォーマンス勝負という熱い信念を感じるところだ。
世の中で共産主義的な縦の監視による全体主義にせよ、横の監視による全体主義的な日本や欧米諸国の全体主義にせよどちらにせよそのシステムの中の民衆の価値判断基準というのはただの全体主義に帰する。その中でそれに取り込まれないようにするには地に足の付いた生活の出来る基盤となる共同体に属する必要がある。これが自分にとってはBABYMETALだ。言語の壁をも突破し既存の退屈な全体主義的な日本の芸能界や音楽業界の枠組みにも囚われないBABYMETALだからこそ元々自由な価値基準を持つ僕の価値観にフィットしたのだ。彼女らは言う「嫌いなら嫌いでいい」こんな言葉を日本の若いアーティスト、ミュージシャンから聞いたことは無い。BABYMETALは己のサスティナビリティを自らのパフォーマンスによって担保した自信と自負があるからこそ言える言葉だ。これは人気商売第一に考えるしかない世に蔓延るエセパフォーマー達には言えないのである。媚びることでしかプロップスを担保出来ない殆どのアーティストは早晩忘れ去られるだろう。そもそもそんなのはプロップスとは言えない。ただの認知度レース、承認を取り付けた媚びたクズでしかない。たまに話題になるメディアによるランキングにBABYMETALがランクインしたりしなかったりする。それに一喜一憂するのも微笑ましくもあるが個人的に言わせれば一緒にしてくれんなという所である。全くの別次元のアーティストであり比べることすら不快である(勿論本人達はそんなこと言わないだろうが)。説明してきた通り既存の価値観の外側にいるBABYMETALはユーザー其々の内的自発性による価値基準により評価されてきたアーティストだ、なので所詮認知度レースをしてるだけのエセの集団と比べられても気分が悪いだけである。

社会全体が馬鹿の集団になるにつれ退屈になっていった自分の人生。以前ブログで話したが社会性の外の個人的にはMTBなどで自立した楽しみを持っていた。しかし共同体という1つの社会性を持つという意味の人生は退屈になる一方であった。属するに値する共同体が無かったし見つける気もなかったし見つかるとも思っていなかった。しかし運良く見つかったお陰でこうやって話し相手もいない自分もブログなんてもので発信出来てる。BABYMETALの持つ共同体としての自立性に気がつくともう少しその凄さが分かるしもっと好きになるしもっと好きなことに誇りを持てるのではないだろうか。
「嫌いなら嫌いでいい」のである。これはBABYMETALに限らず全てに当てはまることだ。僕は基本的には嫌う前の段階として無関心がある。その後関心を示した後に嫌いになる。個々のエセパフォーマー、エセアーティストには興味は無い。だがBABYMETALがそれらと比べられたりすることには嫌気がさす。僕の価値観だ。このブログが嫌いでもいいしBABYMETALが嫌いでもいいし僕自身が嫌いでもいい。そんなあなたに僕は興味がない。BABYMETALの言う「嫌いなら嫌いでいい」というのはそういうことだ。
信者?アンチ?どうでもいいね。BABYMETALは唯一無二なんだから好きなだけ。
信者やアンチなどポジションに拘ってないで自分の価値基準で見極めろ。相手にレッテルをはってポジションに押し込むのは己がまともな価値基準を持ってない証拠でしかない。
と自分に言い聞かせながら締め括るわて偉い?

終わり