前回の続き
安静時間を終えて
起き上がれるようになった私。
トイレを終えて
一階の待合室に階段で降りた。
しばらく待って、診察室に呼ばれたら
内診しますね〜
とのこと
へえ、術後のお股確認?
恐る恐る下を脱いで内診台に座ったら
案の定座った途端血が出てきた(›´ω`‹ )
あの…血が…
って呟いたけど
大丈夫ですよ〜そのままどうぞ〜
と。
はぁ。。と思いながらいつもの通り
機械に身を任せて開脚
先生が来て、手際よくカチャカチャ機械をはめて?
中から何かを取り出してる模様…
(このあたり特に説明ないのでなにがあったかよくわかってない)
ガーゼとかかな?
と思いながら
手際の良いスピードに
時々「おぅっ…」と思いながらも
あっという間に内診も終わり。
エコー見たけど
赤ちゃんはいなくなってました。
診察室に戻って、先生から。
手術終わりましたんでね。
しばらく血が出ると思いますが
そういうものですので慌てなくて大丈夫です。
子宮収縮の薬と抗生物質
今晩の食後から飲んでくださいね。
お風呂はしばらくシャワーにしてくださいね。
次回1週間後また診ますよ。
終わり
先生はだいぶドライです
でも知識も経験も豊富そうだし
なにより、産婦人科っていう24時間常に緊急状態の分野の開業医なんて、責任感のある人しかできないと思ってるから、信頼してる。
今回の経験で
改めて医療業界に従事してる人への尊敬と感謝を覚えました。
私にとって
はじめての経験。
非日常の毎日だった。
できればこんなこと
二度と体験したくないって思うような
辛い時間。
でも先生達からしたら
そんな非日常が日常なわけで。
先生達がいなければ
私のお腹の赤ちゃんは
自然に出てくるのを待つしかなかった。
医学の進歩にも感動するけど
目を背けたくなる出来事に
真正面から向き合って
逸れた軌道を修正しようとしてくれる先生達の存在は
とても尊いと思いました。
私は
仕事に対しての使命感を
全然もたずに来てしまったから。
なんだか。
申し訳なくなった。
今回の費用。
保険適用で20,020円。
10割負担だったとしても7万弱。
13:00〜16:30までの3時間半
1時間あたり2万円?
関わってくれた先生たち、たくさん。
そう思うと
とってもリーズナブル。
血が出たり
赤ちゃん吸い出したり
気分悪そうにしてる患者を目の前にしたり
本当に尊敬します。
ありがとうございました