わたしは思ふ「問題はつくられる」 | 大川祥代のホッとひといき保健室

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元保健室の先生
公認心理師
正看護師資格保有
元不登校ママ

「問題はつくられる」


不登校も金髪もピアスも、ゲーム好きも、

すべて誰かが「問題」だと言った瞬間から問題になる。


尊敬する工藤勇一先生の言葉。





わたしは思う。



金髪やピアス。これらは現象。


わたしは大昔からそれらを何も問題だと思わない。

しかし寂しさへのアピールで、または虚無感の中で、

ピアスを開けたり金髪にする子もいる。


わたしは現象(金髪やピアス)の背景にある、

切なさや虚無感、寂しさを心に留めておきたい。




不登校。これも現象。


ハツラツイキイキ不登校している子は問題ないのだろう。

しかしなかなかそんな子には出会わない。

元気な不登校生と言われた娘でさえ、

親(私)や家庭の問題や特性の問題は抱えていた。

保健室ではよく不登校の生徒から、

すぐに誰かが介入しないといけないほどの

様々な苦しみ(保護者の対応、家庭の背景、教師の対応、発達特性少数者ゆえ苦しみなど)も聞いてきた。

早急な手立てが必要な時もある。


全ての不登校が問題ないとはわたしは思わない。

しかしその背景は大切にしたい。



ゲーム好き


ゲームは全く問題に思わない。

なんなら人生の役に立つことばかり。


ゲームに夢中で宿題しない、は全くゲームのせいではない。


ゲーム脳、この言葉こそ、

「問題として作られた」ものだと思う。