こんにちは
ぶきっちょたまちゃんです
診療放射線技師をしています
たまちゃんってこんな人→★
去年の暮れの話。
ハガキが来てるよ!と母に言われて見た
一枚の喪中ハガキ。
また誰かのおじいちゃんかおばあちゃんが亡くなったのか⁈
今年は誰に出せないんだー?
なんて思いながら差出人を見る。
誰だろ…なんか聞いたことある名前ではあるけど
誰だったかな?って思いつつ、
裏面を見ると、
妹◯◯◯◯(親友の名前)は2月に永眠しました
ん?
えっ?
はっ???
しばらくじっとハガキを見て
乳がんが再発したんかな…
と冷静に淡々と母に返した。
そのまま、何もなかったかのように夕飯を食べる私。
ひとくちふたくちと食べ進めるうちに
次第にボロボロぼろぼろと大粒の涙がこぼれた…
亡くなったのは中学の頃の親友。
入学すぐの合宿で山登りを棄権して降りてきた私。もともと足を怪我していて、宿舎に残っていた彼女。
それがきっかけで仲良くなり、大学時代は彼女の誘いを受けて、夜中に家をこっそり抜け出して遊ぶという言わば悪友wwでも楽しかったー
彼女は25歳の時に乳がんを患っていた。
手術をして、放射線治療や抗がん剤治療をしているのは知っていた。
同じ市内に住んでいるからなんかいつでも会えるような気がして、年賀状だけのやり取り。
毎年、いつも書く文面。
元気?また会えんやったね!
今年こそは会おうね〜
そんなやりとりをしているうちに
その願いも叶わなくなってしまった
私は放射線技師。
しかも乳がん専門病院に勤めていて、それなりの知識はある。
当時、25歳という若年でステージⅡb
リンパ節にも転移があった…
いろいろ話を聞けば分かるからこそ、
詳しい事を私は彼女に何も聞かなかった
聞けば私は全て顔に出してしまうだろうから
怖くて聞けなかった
でも、当時聞いた情報だけでも、ちゃんと考えればおそらく10年後の生存率はこれくらいでどんどん厳しくなっていくのは予想出来るから、
ちゃんと向き合って彼女に声をかけていくべきだった
訃報からこの1ヶ月半。
私はやりたい事をやる。先延ばしにしない!
って事を意識している。
不思議なことに、たびたび親友とのエピソードや思い出の場所に引き寄せられ、その度に彼女は何を思い、死んでいったんだろ。
自分よりも他人を思いやる彼女ならこういう時どうするだろと思い出す。
先日もLINEで検索していたら、ふと彼女のトーク画面が出てきて、最後のやり取りは去年の年始の挨拶だった。
年末はバタバタしてて年賀状書けなかった
これを機会に年賀状じまいしようと思う!って書いてあって、
私はこれに対して、
年賀状じまい了解
って簡単に返してて
彼女が亡くなったのは2月。
おそらくこの時には調子が悪くて、すでに入院生活。
自分の死期を悟ってのLINEトークだったのかと思うとまた涙があふれる
このブログも年末からずっと書き進めてるんだけど、途中で詰まってしまって書けなかった。
でもこれだけは伝えたい。
後悔先に立たず。
いつかいつか…って思ってたら
それは永遠にこない
だからこれからの私はやりたい事をやる
しかもなるべく思い立ったその時に。
今この時が人生で1番若いんだから、
出来ないことなんてない
そんなふうに自分に言い聞かせて
健康に気を遣いながら
1日1日を大切にして生きていく
暗い話でごめんなさい
でも一度心の整理をしておきたくて。
最後まで読んでくださった皆さん
一緒に共有していただいて感謝です。
皆さんにとって
子供や家族は1番大事だと思います♪
だからこそご自分の体も大事にして下さい。
自分が健康でないと家族も守ってあげられないから。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます