今日、1月24日は今年最初の地蔵菩薩様のご縁日。
仕事帰りに自宅近くの一ノ堰萩の原六地蔵尊に久しぶりにお参りしてきました。
お地蔵さまは、閻魔様と同一とも言われていて、人々を導いてくださる存在であり、また、大地を守ってくださっているとも言われています。
また、あの世に行ってからも、人間の苦しみを引き受けてくださり、苦しんでいる命を救おうと尽力し、導いててくださっていると言われています。
いつも、私たち人間を見守ってくださっていることに感謝の気持ちを込めて、ご真言である「オンカカカ ビサンマエイ ソワカ」を奏上して来ました。
そして、自宅に帰ってきたら、遠くの町に住んでいた大学の時のゼミの同級生が、2年ちょっと前に亡くなっていたお知らせが、そのお母さまからハガキで届いていました。
大学の頃から、人とはあまり深くは関わらない感じでしたが、優し笑顔で物腰の柔らかい人でした。
卒業後に、その人と繋がっている人が居なくて、一時連絡が取れなかったものの、ゼミの事で連絡する必要があり、実家の方経由で連絡が繋がり、卒業後に何度か電話でお話する機会がありました。
亡くなる2か月ぐらい前に、ゼミの仲間で会おう！と言う企画が持ち上がった時にも連絡が取れました。
「手術しなくちゃいけなくて、入院するから今回は行けない…」と言っていました。その時は、そんなに大事になるとも分からず、「じゃ、次の機会の時にまた連絡するね。」なんて軽く話して終わりました。
正直なところは、あの時にもっと話を聞いておけば良かった…と後悔が残りました。
が、ちょうどハガキを目にしたのが、お地蔵さまにお参りしてきた直後でしたから、きっと、お地蔵さまに導かれて、安らかな世界にたどり着いているんじゃないかな…って思いました。
普段、あまり考えないけれど、やっぱり今生、ここで生きていく命には限りがあるってことを、再認識しました。
だからこそ、今を大事に、自分を大事にすることって大切ですよね。
グループラインなどで繋がっているゼミの仲間に、悲しい連絡だけど…と前置きをして伝え、同時に、限りある人生を悔いが残らないように生きていこう！コロナが落ち着いたらまたみんなで会おう！って伝えました。
年賀状は、数年前から、基本的に来た人にしか出さないようにしていたので、今回、起業のお知らせのお手紙を出したことに対するお返事でお母さまからお知らせをいただきました。
気になっている人に連絡を取るって、大事だな～って思いました。
私が、こうして発信するのも、コーチングコーチの仕事をしたいと願ったのも、一人でも多くの人の心が元気になってくれたらいいなって言う想いです。
今、自ら命を絶つ方も多くなっていると聞きます。
一人で悩まず、コーチングセッションを通して、心を軽くして、前を向いて人生を歩んでいただけたら嬉しいです。
友達のご冥福をお祈りするとともに、私たちに限りある命を輝かせて生きる事の大切さを、再度気づかせてくれたことに感謝したいと思います。
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