磯野家夫婦は理想だと思う。
夫を立てる妻。
妻を思う夫。
正に相思相愛。
お互いがお互いを思いやって、感謝しあっているのが分かる。
きっと、波平さんは舟さんが不調の時は率先して家事に専念するはず。
そして、お舟さんは波平さんがリストラに遭っても励まし支えるはず。
お舟さんが息抜きに出かける時も波平さんにお伺いを立てて、「出かけさせてくれてありがとう」と思ってる。
一方、波平さんもお舟さんの日々の働きにに感謝しているからか、妻が出かけたり息抜きする事に快く賛成している。けして「俺の金で遊ぶのか」なんて言わない。
「お父さん、今度の日曜日お茶に誘われていて…」
「いいじゃないか、母さんもたまにはゆっくりしてくればいい」
「そうですか？じゃ、お言葉に甘えて…」
なんて会話が聞こえてきそう。
「お舟さんが理想の妻だよな〜」と思っても、そこには波平さんへの尊敬があるから、お舟さんは家の事を一生懸命するのだと思う。
波平さんもお舟さんに日々感謝しているから、お舟さんを大切にするんだと思う。
そーゆー事だよな、結局は。
「私は家事も育児も仕事もしてるのに！」
「俺より仕事の時間短いのに家事もやらない！」
そんな言葉が飛び交うようじゃ上手くいかないよね。
「なんで怒ってるか分からない！」
「なんで怒ってる理由が分からないの？！」
なんて考えじゃ上手くいかないよ。
配偶者がモラハラでないから「知った口叩くな！」と言われればそれまでですが、人間関係って片方が頑張ってもしかたない事だよね。
それに悟ってもらおうって、これぐらい分かるでしょ？って考えなら上手くいくはずがない。
ママ友に旦那の愚痴ばかりの人がいて、ホントはもっとかまってほしい！話を聞いてほしい！って遠回しに訴えてる感じ。
素直に「寂しい」って認めるのは嫌みたいだけど、やっぱり寂しそう。
ママの言葉を真に受ける子供はパパに暴言を浴びせて、更に旦那さんとの距離が開いて悪循環。
愚痴を聞いてると、自分の価値を押し付けてるな…とも思うし、いろいろ細かいな…とも思う。
自分ばっかり我慢してるんだって。
伝えなきゃならない事があったら聞いてる聞いてない関係なく話す私とは違い、聞いてないから話をしないらしい。
いろいろ諦めたらしい。でも、諦めきれない、どこかで期待しちゃうから、まだ好きの感情があるから怒りになるんだろうな。
大変だなーと思った。
ママ友も旦那さんも。
うちの旦那は“良い夫寄り”だと思う。
だから、ある程度“良い妻”でいないとな、とは思う。
だからフキハラはしないように、
誤りを責めないように、
悪口より気分の良くなる事を言うように、
まぁ、いろいろやってますよ。無理ない程度に。
向こうも歩み寄ろうとしてくれてるので、その気持ちもくみ取らないとね