大館道場は、大会に5人出場して3人が優勝、1人が準優勝という出来すぎの結果でした。
一般の出場人数が極端に少なかったのは残念でしたが、城南川崎支部の皆さんに来て頂いたお陰でどうにか大会を盛り上げる事が出来ました。
秋田県のフルコンタクト空手界に対する対外的なイメージは、大会の規模から考えると非常に悪いものだと思います。
その事は包み隠さず申し上げておきます。
私は20年、選手を続けていますが(5年のブランクあり)、年々当会の選手が減り、大会の規模も縮小しています。
しかし、新極真会秋田支部がなめられないように(少々表現が悪いですが)、日々精進しなければならないのです。
選手を1度引退し、空手すらやめようと思った人間が申し上げる事ではありませんが、そんな人間が出来る事としたら、道場に貢献する事しかありません。
道場が窮地の時は体を張るしかないのです。
ただの体を張るのではなく、稽古している体を張らなければなりません。
そのような意味で今大会に出場しました。
(1年前から出場すると宣言していました)
秋田支部から大会に出場する選手が少ないのも予想がついていましたし、集まる選手が少ないのも同様に予想がついていました。
稽古量も話にならないくらい少ない中、ただやると決めたことに対してだけは逃げませんでした。
大館道場は真面目な方が多く、とにかく稽古に来ます。
そのような方達に私が出来る事といえば、一緒に真剣に稽古に向き合うことだと思い、キツい稽古メニューを課したのです。
橘さんや杉林さんは、短期間の試合用メニューではありましたが、よくやりきったと思います。
勇星・波瑠もその姿勢を見ていたので、良い結果が得られたのだと思います。
試合に出場していない道場生を含め、道場全体で勝ち取った結果なのです。
自分は上記のような気持ちで試合に挑んだのでどうなってもよかったのですが、試合前も試合中も子供達と橘さん・杉林さんの事が気になり(とくに大人二人が仕事に支障が出るような怪我をしない事を祈るのみでした)
そういった気持ちを私生活や仕事で活かせれば良いのですが、空手以外ではなかなかそんな気持ちにはなれない自分が残念に思います。
白帯4人組も真剣・真面目モードに引きずり込み、本当の楽しさや嬉しさを感じてもらいたいと思います。
今回はサポート役にまわって頂いた、小畑先生・一平さん・龍・虎、応援頂いたご父兄の皆さん・白帯4人組、本当にありがとうございましたm(_ _)m