昨年末の稽古で説明したこの二種類のカウンターだが、最初に教わったのは、○心会 Y師範からだった。
1998年春の選手会稽古の時と記憶している。
その直後に出場した東北ウェイト制大会は、このようなスキルなど皆無、気合いと共にただ倒す事しか考えていなかった。
結果は開始20秒で息が上がってしまい、ヘロヘロになり延長で敗退。
延長までしか戦っていないのにこの試合が、今まででスタミナ的には一番キツかったかもしれない。
しかし、このカウンター技術が常に頭の中にあった。
組手で下の帯とやる時は、この技術を稽古するのにもってこいだった。
それから10年、2008年に開催された第18回東北ウェイト制大会でその成果が表れたのではないかと思う。
何かの技術を得るのに2・3年やって、出来ないと諦めるのは、非常にもったいない事だと思う。
打ち込みも同じ事が言える。
稽古後の打ち込みを、私とエッちゃんで始めた頃は、そんなことやって意味あるのみたいに、みんな冷ややかな目で見ていた。
4年以上は毎回継続したと思う。
成果は確実に出た。
1日4試合行ってもダメージがさほど無く、次の日から稽古できたり、エッちゃんとの組手もガチンコで何十分やっても、お互いに平気だった。
継続がいかに大事か継続しないとわからない!