軍政に曰く、言えども相聞こえず、故に金鼓(きんこ)を為(つく)る。視(しめ)せども相見えず、故に | 窪田 幸雄@サウナと読書とプリントと旭川

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軍政に曰く、言えども相聞こえず、故に金鼓(きんこ)を為(つく)る。視(しめ)せども相見えず、故に旌旗(せいき)を為ると。

軍政曰、言不相聞、故爲之金鼓。 視不相見、故爲之旌旗。 (夫金鼓旌旗者、所以一人之耳目也。)

「軍の制度を書いた兵書に、”多くの兵士を統率するには、口で言っても戦場では聞えないから、鐘や太鼓などの鳴り物を使う。また、手で指揮しても遠くからでは見えないから、旗や幟などを代りに使う”とある。(鐘、太鼓や旗、幟というものは、兵士の耳目を一つにするためのものである)」
”軍政”とは、軍の制度を説明した兵法書。
かっこ内は、夫れ金鼓旌旗(きんこせいき)は、人の耳目(じもく)を一つにする所以なり。と訓ずる。

3月25日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。

こんばんわ。

中国の戦争のスケールは人数が違いますから統率するにも大変だと感じます。

幟や太鼓でどちらに移動するとか攻め込むとかを管理していたんですね。

耳で聞き目で確認する。

明日も一日がんばります。




引用元:軍政に曰く、言えども相聞こえず、故に金鼓(きんこ)を為(つく・・・