いつもブログを読んで頂き、
ありがとうございます。

このブログは2歳半の時に、自閉症と診断された
息子との日々を書いています。 

初めましての方はこちらから



あの頃を思い出すと

私も具合が悪くなります。



あの頃の息子の精神状態は

息子自身でも、



また、誰が見ても

相当おかしかったと思います。



病名をつけるなら


パニック障害

うつ病

強迫性障害

統合失調症


いろいろな病名が考えられるでしょう。



思い出したくもない

なぜあんなに辛かった

あの頃のことを書くのか、



それはストレスがかかると

無理をしたら

こんなふうになってしまうこともあることを



少しでも、誰かに

同じような境遇の方に

知って欲しいと思ったからです。




息子が2歳半で自閉症と診断され

息子に合う環境で育ててきました。 



でもどこかで、私は、

普通にこだわって

みんなと一緒になれたらと考えていました。



幼い時は、みんなと同じことが出来なくても


成長したら

ある程度勉強はできるようになり、

これでみんなと同じようになれる。



もしかしたら、

ある程度の大学に行って

みんなと同じように会社に就職して、



と、考えていました。



息子のそのまま

受け入れていなかったのだと思います。



私の普通を

世間一般の普通を

押し付けて、押し付けて、



これが出来ないと駄目だと

出来ない自分なんだと、息子に

植え付けて、植え付けて、



ストレスをかけ続けてしまった。



その結果が

こんな精神状態にいたらしめたのだと

思います。



いつか流行った

『世界に一つだけの花』とか



個性を大切にとか

世間では言われるけれど、



結局はみんな一緒に重きをおいている

日本の教育。



普通、平均的、同質性、

世間一般を大切にしている社会。




そこから外れてしまうことが不安で


そんな大人に育てられた子供も不安になり、


心の病気になってしまうことが


多いのではないかと思います。



普通って何?



普通にこだわって、病気になって


より一層、普通からまた離れてしまう。



いったい、私は

何を目指して

何をやってきたのでしょうか・・・