いつもネボスケのうちの子ら、今朝は起こしに行くともう起きていて、YouTube でキャプテン翼見てた。(笑)



サッカー好きな息子に、日本語の勉強も兼ねて昨夜見せてみたキャプテン翼。

放映してたのってもう30年も前だ。

当時は私中学生で、マラドーナが五人抜きドリブルを披露してスーパースターになった頃だ。

キャプテン翼、当時は見てなかったけど、大人気だった。ジダンとか世界的プレーヤー多数は見た名作サッカーアニメ。

昨夜は、娘も私も一緒になって皆で見たけど、面白くてハマったよ!(笑)

やっぱり日本のアニメはいいな~。大好き。I

もっと見たい!あと1話だけお願い!ってせがむ息子を無理矢理寝かせたけど、わざわざ早起きして見てるぐらいだから ハマったらしい。

Youtubeには、有難いことに全148話、英語の字幕付きのがアップロードされてる。日本語が難しい部分もちゃんとわかる。

すっかり日本語が後退しちゃった子供たちが、日本語を取り戻すいいきっかけになりそうだわ。I

仕事で東南アジアの某国にある商品を輸出したのだけど、やられた。ガーン

輸入先の会社が突然、抜き打ち検査をされてコンテナの内容が送り状と違うから10,000ドルの罰金を払わないといけない、すぐに払わないと保管料を取られるから、とにかく払ってくれ、というのだ!

これを聞いて、私はすぐきな臭いと思った。イラッ

マレーシアで商売をしている友達が、通関業者にイジメられ賄賂を払う破目になったという話を以前聞いたのを思い出した。

東南アジアでは通関でのイザコザや賄賂はよくあることで、まして汚職天国の某国で通関ともなれば、当然あることないことふっかけられて、とんでもない目に遭ってもおかしくない。

貨物の内容が違うからってそんなバカ高い罰金はあり得ないし、どう考えても難癖、言い掛かりに違いない。だから本当に間違っているのか、検査官と一緒にちゃんと貨物内容を調べて証拠写真を撮るように言った。

調べてみると、通関業者を名乗る会社の男が、罰金云々言い出し、さらに関税の支払いもは全部自分たちに任せろ、と言われ、輸入会社は素直に関税を数万ドル払ってしまった。ゲッソリ

罰金の件ももちろん嘘で、架空の請求書を送ってきただけ。

その通関会社は存在しない架空の会社で、担当者の男も行方不明になり、突然連絡がつかなくなったらしい。

要は悪質な組織が企てた振り込め詐欺に見事に引っかかってしまったわけだが、このホイホイ関税を払ったという輸入会社も怪しいと私は思ってる。だって長年そこでビジネスしてる地場企業なのに、そんな簡単に騙されるとは思えない。

騙された、と嘘ついて、実はその偽通関業者とツルんで、会社のお金をどこかに振り込んで山分けしている可能性だってある。

疑心暗鬼。皆が皆を疑ってる。

警察に被害届は出したようだけど、警察の対応もまたすごい。

 

「捜査する金がない。金を払ってくれたら捜査するけど、金あるか?」

 

と聞かれたそうだ。

 

こんな汚職まみれの国だから、仮に警察が動いたところで事件はきっと迷宮入りだろうな~、、、だいたい捕まったところで、とっくにお金はどこかに消えてるだろうし、泣き寝入りするしかないだろう。

挙句の果てに、騙されて支払いした自分らが悪いのに、騙された通関料を払ってくれと言うし、あーだこーだと難癖をつけて私のせいにされる始末。ポーン

ヤレヤレ、、、

それにしても悪質だ。こんな犯罪に巻き込まれるとは夢にも思わなかった。唖然呆然。

真相は?犯人は?

ちょっとスリリングな展開になってきた。爆笑


こういう国との商売は、日本の常識など通用しないから、本当に注意しないといけない。まさにカントリーリスクってこういうことだわ。いい勉強になった。
 

今日は久々に、シンガポールに来て、初めて勤めたコンサルティング会社の同僚とランチした。会うのは2年ぶりぐらいだろうか。

彼女はインドネシア人で、とっても頭が切れて、チャーミングで、話もウィットに富んで面白い子で、ちょっと憧れの子だった。なんていうのかな、すごい美人とかではないんだけど、なんとも魅力的な子っているじゃないですか。そういうタイプの子。時に生意気で、辛口なんだけど、そこがまたパンチがあっていいのだ。

ときどきフェイスブックで優しそうで素敵なボーイフレンドとの写真を見ていたから、なれ初めなど聞いて話が盛り上がった。実は彼女はインドネシアで最初の結婚が破れ、前の旦那さんとの生活を忘れたいこともあって、シンガポールに来たのだということも初めて知った。

今の彼は、エストニア人で、シンガポールには大規模建設プロジェクトのためにエンジニアとして来ていた。そのプロジェクトが終わり、他の国のプロジェクトに派遣される予定だった。

でも、彼女と出会って恋に落ちて、一緒にシンガポールにいたいから、ってプロジェクトを蹴って、会社を辞めた。そして、建築とは全く関係ないウェブ関連の起業をした。

凄い!愛だね、愛!まあ、彼女はそれぐらい魅力的な子だから、なんか納得しちゃうけど。

ウェブ関連の起業するぐらいだから、IT関係のことに前から長けていたのかと思いきや、エンジニアだったからウェブの知識など全くゼロ。それでも自分のアイデアを実現させたくて、さっさと一人で会社を作って、全く何もわからないゼロの状態からスタートして、ウェブサイトなどもインドの会社にアウトソースしながら立ち上げ、その間に自分でプログラミングを必死で勉強したり、顧客開拓したりして、1年間黙々と頑張ってきたのだそうだ。

コネや広い人脈があるわけでもなく、むしろシャイで人見知りが激しいから、ビジネスパートナーなどもいなくて、本当に一匹狼で全てこなしているそうだ。

毎日、深夜の2時、3時まで一生懸命ビジネスに取り組んでいるが、簡単な事務処理なども、あまりに一人で何でも抱え込むので、彼女も時々

「外部の会社に振れることは、アウトソースしてお願いしたら?」

と言うんだけど、

「ダメだよ、なけなしの金をはたいて始めた会社だ、一銭も無駄にしたくないし、できることは全部自分でやるよ。お金を無駄にして、この先、君に迷惑をかけるわけにはいかない。」

って、とにかく一人で脇目も振らずに頑張るんだって。

すごい!なんて潔く、男らしいんだろう!ほんとに愛されてるんだな~、彼女。

こういう人は、絶対に成功すると思う。今は暗中模索で、事業もまだ軌道に乗らないだろうけど、ここまで信念とパッションとガッツがある人なら、必ずチャンスが訪れて、それを掴むことができるだろう。

お金が無い、時間が無い、人脈が無い、スキルが無い、、、

なんて言い訳は一切せず、彼女のために、自分の夢に向かってひたすらまっしぐらに走っているのだ。

やっぱり、人生に必要なのは、愛と燃えるようなパッションなのだ、と、こういう話を聞くと実感します。

人脈もスキルもお金も何もなくても、ゴールが定まって、それに全力投球すれば、それらは自ずとついてくるのだ。

最初から条件が整っているから、夢に近づけるんじゃない。逆だ。夢があるから、チャンスが来て、条件が整う。そういうものだと思う。


私がいつも感心する、この世の人とは思えない起業家は、ペイパルとテスラを立ち上げたイーロン・マスクだけど、彼の物語なども、まさにそのものじゃないかしら。

電気自動車を作る、とか、宇宙に旅する、とか、凡人なら「無理だろ、、、」と諦めて終わるような夢を実現してしまう、恐ろしい行動力と信念の持ち主。

彼にはゴールがはっきり見えていて、そこに行くためにはどうしたらいいか考え、出来ない理由や言い訳は並べず、出来る、やってやる、と信じて行動してるのだ。そして、いつの間にか条件が整ってしまうのだ。


このエストニア人の彼も、きっと夢を成し遂げるに違いない。将来楽しみですね!

魅力的な彼女から、ワクワクする話が聞けてよかった!



息子がいつになくショゲていたので、どうしたのか聞いてみると、今度行われる他校とのサッカーの試合メンバーに選ばれなかったので、すごく残念だと。

「どうしても行きたかったのに、頑張ったのに、、、!」

と大泣きし始めた。

かわいそうに、、、と最初は慰めつつも、

「この悔しい気持ちを忘れずに、次は絶対試合に出る、なんとしてもやってやる、という気迫で物事に取り組みなさい!コーチに、絶対試合に出たいから出られるにはどうしたらいいか、って聞くぐらいのガッツを持ちなさい!」

と突き放してみた。

挫折、苦境。

そういうハードルがなかったら、人間は成長しない。

悔しい、こんなの嫌だ、なにくそ!!

と這い上がろうとしてこそ、進歩が成長があり、奇跡はそういうところから生まれる。

だから、息子が悔しくて泣くっていう経験をしているのは、とても喜ばしいことです。


それを達成できなかったから、悔しくて悲しくて眠れない。

それを成し遂げるためなら、どんなことでもする。(もちろん犯罪まがいのことはしてはいけませんが、、、)どんなことも苦にならない。

それぐらい好きなことがある。

私は、人生に大事なのって、そういうパッションだと思う。だから、子供たちには、その好きなことを見つけ、徹底的に追及してほしい。

それぐらい好きなことを見つけられなかったら、どんなにいい学校に行って、いい成績を取って、いい会社に入ったとしても、人生が開花しない。時がただ過ぎて行くのを眺めるだけの人生。

パッションがあれば、たとえ学校で落ちこぼれだったとしても、どんな環境で育とうとも、奇跡を起こせるし、どんなことでも出来る。そう思うのです。


で、息子に提案してみた。

「もっとサッカーが強くなりたかったら、もっと基礎体力が必要なんだから、これからランニングをして体力つけなさい!一緒に走ってあげるから、毎週末、走ろう。」

それまでワンワン泣いていたのがピタリと止み

「わかった。頑張る。」

ということで、これから私は星一徹になって、息子を鍛えることにしよう。 私も、運動不足の体に鞭を打ってみようか。


でも、これだけ毎日ヘイズがひどいと、ランニングは当分できないかしら?