今週は旧正月で皆お休みを取っているから、朝の通勤がスイスイ。今朝なんか、35分でラッフルズプレイスの会社に着いた。ニコニコ

マレーシアに住んでる、っていうとシンガポールの人は皆、ものすごい遠距離通勤なんだろうとビックリするようだけど、渋滞がなければたった35分で中心地まで行ける距離なのだ。

シンガポールでオーチャードの近くに住んでいた頃はバスで通勤していたけど、乗り換えたり、バスが満員で乗れなかったりで、なんだかんだで45分通勤にかかっていた。郊外に住んでいたら、シンガポールは地下鉄が全線各駅停車だし、駅からもけっこう歩くので、通勤に1時間ぐらいざらにかかるのではないだろうか。

それを考えれば、マレーシアからのマイカー通勤、渋滞さえなければ、楽ちんである。

渋滞さえなければね!あせる

思い起こせば、12月はひどかった。シンガポール、マレーシアがスクールホリデーのため、両方の国境が連日大渋滞。2時間ぐらい待ってやっと国境を越えられる、、、なんていうことが続き、心身共にクタクタだったわ、、、。

車だけでなく、バイクもなぜか凄い数だったし、年末は物流、配達が盛んになるのか、大量のトラックが早朝から夜まで長蛇の列を成していた。トラックは6時間ぐらい待っても通関できないなんていう日もあったらしく、運転手の悲痛な叫びがニュースになっていたぐらいだ。

皆の不満も大爆発して、国境のひどい渋滞の様子と改善を訴えるfacebookのページが出来たぐらいだ。

でも、1月に入って新年を迎えてからはウソのように車もトラックも少なくなって、45分~1時間で通勤できるようになった。

そして今週はガラガラ。

嬉しい限りである。

こんなふうに国境の様子はコロコロ変わるので、なかなか通勤時間が読めないわけだけど、私が渋滞を判断するバロメーターはバイクの音だ。

12月のクレイジーな時期は、朝5時ぐらいから遠くのハイウェイからのバイクの轟音が聞こえてきて、目が覚めた。まだ5時で真っ暗なのに、外は殺気立っていて修羅場のような雰囲気なのだ。ドクロ 漁師が指をなめて風向きを調べるように、私はバイクの音でどのくらい殺気が漂っているかがわかる。(笑)そして案の定、そういう日は決まって渋滞がひどい。

ところが、1月に入ってから、6時ぐらいにふいに目が覚めても、外は静まり返っている。そういう日は7時まで二度寝して、7時半ぐらいに出発しても、45分~1時間で通勤できた。

今週は、本当に静かで、何も聞こえなかった。だから7時半まで寝て、8時15分に家を出て、8時50分にはもうオフィス。

経験って、慣れって凄いというか、、、渋滞を自然と体で判断できるようになったわけだ。

別に、こんなことで勘が研ぎ澄まされても何の自慢にもならないんですけどね(笑)


でも、この平和も束の間のこと。来週の月曜日からは、旧正月休暇から戻る人々が押し寄せ、国境は修羅場と化すことだろう。汗




今月初め、息子がチェストーナメントデビューを果たした。果たしたって、まあ、勝手にチャレンジしただけなんですが。

シンガポールチェス連盟主催の、2016年キックオフトーナメントというのに参加してきました。


スポーツホールの体育館にプレーヤー達がぎっしり。シンガポールってチェスが盛んなんだなー!

息子の最初の対戦相手は、いきなり既にFIDEレーティング1300ぐらいの2歳年上の男の子。健闘したけれど、うっかりミスでチェックメイトされてしまった。


初めてのトーナメントってことで、息子も私もわからないことが多く、知らないルールがあったり、戸惑う場面が多々あり。

また、対戦相手も、アグレッシブで、ルール違反してたのに逆に押し切られて負けたりという場面もあり。

まあ、それも勝負の局面です。

何でも初めてのときはぎこちないし、今回の目的はとりあえず場馴れ。

結果は、7戦中、3勝4敗。

初めてにしては悪くないかな?よく頑張ったほうだと思う。

学校でもチェスクラブが始まって、大喜び。こちらは、今のところ12人と対戦して、全勝らしい。

トーナメントに出れば、やはりそう簡単には勝てないので、学校で勝つ体験をして自信をつけ、トーナメントで腕試し、というのを続けられるとちょうどいいバランスだ。

目下の夢、目標は、一日も早くグランドマスターになることらしい。


このように息子が、大好きなことを見つけられてよかった。

やっぱり、人生で大事なことは、何でもオールマイティーにできることではなく、何か大好きなことを見つけ、それに徹底的に情熱を傾けることだと思う。

そうすれば、誰にも負けない領域に到達することが出来るはずだから。


さて、明日は、ジョホールでのトーナメント。頑張れ~!



以前、ハロウィンの夜、観光バスがいきなり来て、30人ぐらいの若者が隣家に泊まってドンチャン騒ぎした事件について書いたけど、私はてっきりオーナーの親戚か誰かが来たのだとばかり思ってた。

でも夫に

「airbnbに決まってるじゃん!」

と言われて、やっと気が付いた!そうか、、、だからいつも違う車が泊まってるのか!

12月のシンガポール、マレーシアのホリデーシーズンに入ってからは、週に2、3回は見知らぬ車が隣家のパーキングに泊まっていたけど、決して親戚同士で家をシェアしているわけではなく、airbnbで貸しているからだったんだ!

そういえば、いつの間にか急に殺風景で何もなかったこの家の前の庭にきれいな芝生と植物が植えられたり、雑草ジャングルと化していた裏庭もきれいに芝生を植えたりしていたけど、又貸し商売が繁盛しているから、設備投資したということか。

ハロウィンの観光バス事件のときは、さすがにうるさかったので困惑していたけど、それ以外は騒音も無く、ときどき子供が遊ぶ声が聞こえてくるぐらい。特に迷惑行為もなかったし、まあいいか、、、と目をつぶってきたけど、先週はついに私もキレた。

どうやら、ある家族がこの家を結婚式のために予約したらしく、金曜日の夜帰ってくると、駐車スペースで親族や知人など40人ぐらいを招いてビュッフェディナーを振る舞っていた!

大家の親戚でも息子でもなんでもなく、全くの他人が家を借りて、その親族などこれまた他人を招待し、我が家や隣人の家の前に何の断りも無く勝手に車を停めているのである。

それを見ていたうちのメイドちゃん。

「あー、明日はきっと朝からうるさいですよ、、、」

「え、なんで?今晩で終わりじゃないの?」

「中華系の結婚式ですからね~。朝は、花婿が花嫁を車で迎えに来て、大騒ぎするんですよ~」

へー、そうなんだ、、、。さすが、以前中華系の家に雇われていただけあって、よく知っている。

その予言通り、翌朝、まだゆっくり寝ている時間にいきなりブオォォォォーっと外でけたたましくなるクラクションの音で目が覚めた。

びっくりして外を見ると、リボンで装飾された真っ白なベンツが隣家に乗り込んできて、タキシード姿の花婿が車から出てきた!

またまた親族らの車で周辺道路を占拠して、その後は、写真、ビデオ撮影やなんかよくわからないけどスピーチなどをして、周りの住民への迷惑など全く考えて、ゲラゲラ笑って大はしゃぎである。勝手にウェディングハウスにするな!

これにはさすがに他の隣人たちも大ブーイングで、だれかが警察に通報したようで、ついにはパトカーがやってきて、「ここでは又貸しは禁止なんだ、今すぐ退去するように」と注意しに来た。

さすがに結婚式を中断するわけにも行かず、見逃してもらったようだけど。

午後、近くのパキスタン人一家の旦那さんが家に来て

「もう許せない、度を越している、デベロッパーに抗議しに行こう!」

と声をかけてきた。隣家のオーナーに文句が言いたくても、シンガポール人で近くにはいないようで、連絡の取り用もないし、デベロッパーに取り締まってもらうのが一番だ。

このように部外者が又貸しによって多数入ってくることも、パーティーだの結婚式だの開くことも、規定で禁止されているはずなのに、デベロッパーもズルズルと目をつぶってきたようだ。今回の結婚式事件はさすがに許せないと思って我が家もデベロッパーに抗議もしたけれど、結局何もしていないようだ。ここはマレーシアだからねー、、、。

この隣家だけでなく、他にもこのように又貸ししている家は多数あるようで、住民の間で問題になっている。だいたい、こんなことされたら、ゲートコミュニティーの意味ないじゃん!セキュリティー上大問題だと思うし、エステートの価値も下がってしまう。

今度我が家が引っ越す予定の隣の住宅地でも、airbnbの一件が問題になって住民間でメール戦争が起きた件を以前のエントリーで書いたけど、なんかあのとき怒ってブチ切れていたオバチャンの気持ち、わからないでもないな~。

使う側とオーナーにとってはメリットのある又貸しも、周囲の住民にとっては迷惑だし、セキュリティー上問題だし、今回の件を見て、私も多いに疑問を持つようになった。

パキスタン人の隣人は

「あの家のプールに、毎日犬のウ●コでも入れてやりたくなるね、全く!」

と言ってたけど、思わず大きく頷いてしまった私。(笑)ほんとにやってやろうかな!?


もうすぐ旧正月。きっと、またどこからか非常識なairbnb連中がどんちゃん騒ぎのためにやってきて、爆竹やら花火やらで戦争みたいに騒音をまき散らし、眠れない夜が続くに違いない、、、と思うと、今から頭が痛い。

まあしかし、、私はマレーシアへ来てから人生で始めて一戸建ての住宅街に住んだのだけど、ポルシェ破壊事件といい、いろいろありますわ。マンション住まいだと、隣が何してるかなんてわからないけど、一戸建てだと色々なドラマがあって、面白いといえば面白い。


ともあれ、、、旧正月は、やっぱりどこか静かなところへ脱出したい、、、。

最近、友人の旦那さんとカープールして通勤しているのですが、車中、子供たちの学校や進学のことについて色々話していました。

彼のお子さんたちはうちの子らよりずっと上の学年で、上のお譲さんはもうシックスフォーム。日本でいう高校生。

それで、IB(国際バカロレア)の試験の話になりました。

「うちの娘は2科目リマークしたから、各科目費用が1,000リンギットぐらいかかったんだよ、しかも試験で使う計算機も指定のものじゃいけなくて、その計算機が670リンギット。だから試験だけですごい出費だった!」

子供たちはブリティッシュスクールに通ってるのに、どうもOレベル、Aレベル、シックスフォームだのIGCSEだの、IBだの、未だにさっぱり制度がわかってない私なんですが、当然”リマーク”って言われても何のことかさっぱりわかりませんでした。

「リマークってなんですか?」

「試験の結果が出て、もし不服だったら、費用を払えばもう一回採点し直してくれるんだよ。それで、BだったのがAになったりするんだよ。」

えーーっ!?何それ!?

「採点し直しって、じゃあ元々の採点が間違ってたってことですか?」

「そう。たとえば、何かの科目で79点を取って、評価はB、でもリマークして80点だとAになるんだよね。娘の同級生で、リマークして5点もポイントが上がって、BからAになったという子がいたよ。」

えーーーーーーっ!

じゃあ、なによ、黙って結果に甘んじてたらBのままだったということ?

しかも5点も間違うって、どう考えても完全に採点する側のミスではないの?

それなのに、なんでお金払わないといけないわけ!?

逆に、「こんな大事な試験の結果を間違ってどうしてくれるんだ、試験料返金しろ!」と言ってもいいくらいだと思うんだけど、、、

アメリカでそんなことがあったら、確実に訴えられると思うんですが、間違えても謝罪とか一切なしなのかな?

一体、どういうシステムなんだ、IBって!?

どう考えても公正じゃないですよね?!

だいたいこのコンピューター全盛時代に、未だに人がマニュアルで採点してるっていうのにもかなり驚いたけど。 SATみたいにMultiple choiceでコンピュータ採点なのかとばかり思ってた。

そりゃ、何百、何千人の採点を人間がしたら、間違えるよね。

だいたい、IBの試験って結果が出る頃には、大学受験の願書提出はとっくに終わっていて、必死で勉強して満点を取ったとしても大してリットにもならない、、、というか、かえって時間と労力の無駄なのでは、、、?

もちろん勉強って大学に入るためだけにするわけじゃないけど、たとえばアメリカだと、高校の最終学年のシニアの11月~2月が願書提出の正念場なので、それ向けてSATの勉強したり、GPAアップしたりと、皆ガーッと頑張るわけです。

でもIBの試験は大学の選考に間に合わないんだったら、張り合いが無いというか、頑張る気がなくなるのでは?

具体的にどういうメリットがあるんだろ、IBって?

子供たちが大学に行くのは、まだまだ先で、今はまだ小学生。今のところ学校にはとても満足しているけど、ずっとここに住んでこの学校に高校までいることはないだろう。たぶん。

でも、将来もしアメリカの大学に進学するなら、高校はアメリカンスクールにしないと、IBや英国式は色々と制度が違いすぎて、苦労するのでは、、、?

ま、アメリカの大学はとてもオープンなので、高校がIB、イギリス式だろうが、日本だろうが、受け入れてくれるだろうから、何でもいいんだけどね。(いい加減?)


それにしても、衝撃的だったな、IBのリマーク!

(後日談)
*その後、よく調べて再確認したところ、リマークができるのはIBではなくて、IGCSEという、イギリスの義務教育終了資格のテストのことでした。ほんとややこしいな~、、、でも、じっくり考える機会になったし、アメリカ大学進学を目指す場合は、やっぱりIB, IGCSEより普通にアメリカンスクールに行って、SATというほうがいいな、と思うに至りました。今度、また別のエントリーでいろいろ書いてみようと思います。


明けましておめでとうございます!

年越しはKLで過ごし、おかげさまでゆっくり休んで充電できました♪

今回の宿泊はヒルトン。チェックインすると、大晦日なので大混雑。部屋も用意できていないということでプールサイドのバーで2時間近く待たされました、、、ドリンクはもちろん全員無料サービスしてくれましたが。

やっと部屋が空いたのでチェックインすると、部屋のタイプが間違っていたし、、、。

これはないでしょう、、、とクレームしたら、一回り広い見晴しのいい部屋にアップグレードしてくれました。

夫は待っている間「もうヒルトンには二度と来ない!」と煮えくり返ってましたが、こういうチェックインのアンラッキーって、意外と災い転じて福になるケースが多いんで、まあヨシとしましょう。ウインク

部屋からの眺め

カウントダウンはKLCCに行こうか迷いましたが、人でごった返してるし、子供たちも体力が持たないだろうと思って、部屋でシャンパンでも空けるか、、、でもきっと何かホテルでイベントがあるだろうと夜の11時ごろ、プールサイドに視察に行ってみると、賑やかな音楽が聞こえてきました。

ヒルトンは隣のメリディアンとプールを通して繋がっていて、どちらのプールも自由に行き来できるようになっていますが、メリディアンのプールサイドでカウントダウンパーティーがあって、音楽はそこからでした。小さい子供たちも来ていて、楽しそうだったので、ここでカウントダウンすることに決定。

部屋に戻ると、息子は既に疲れ切って爆睡。ちょっと心配だったけど、朝まで起きそうにないほど熟睡してたので、娘と夫と3人でカウントダウンに参加。




万事行き当たりばったりでしたが、充実した年越しができました♪


前回KLを訪ねたときはリサーチ不足で食事がかなり残念だったのですが、今回はしっかり調べたので、どれも大当たり。ヒルトンの朝食ビュッフェも大満足だったし。また後日、レストランのレポートでもしようと思います。

あぁ、KLってやっぱり好きだな~。80年代の香港みたいな輝きと勢いを感じるんですよね。KLを見ると、マレーシアはまだまだ伸びるかも、って思う。

JBもKLみたいにならないかなー、、、そうなるには、最低あと10年はかかりそうだけど、、、。てへぺろ