香港調味料。蝦膏と蝦醤の違い@香港 元朗青山湾 | 中医学博士 楊さちこの香港漢方生活大発見!

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■大阪出身
■元添乗員、元香港ツアーガイド
■医食同源の香港在住30余年
■中医学博士
開運も美容も健康が基本

 

きのう、香港郊外の元朗の漁港「青山湾」に行ってきました。

そこで手作りの「蝦膏」と「蝦醤」が売られていました。

値段が全然違いますよね。

実は、中身も似てるようで違います。

 

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【蝦膏と蝦醤の違い】

 

「蝦膏(はーこう)シュリンプペースト」は、

オキアミやエビに塩を加え、発酵させて作る調味料。

 

東南アジア一帯で広く利用される魚醤の一種であるが、

液体のナンプラーなどとは違い、

ペースト状もしくは固形である。

非常に塩辛いが、アミノ酸のうま味も多く含む。

刺激臭とも言える強烈なにおいがするが、

日本のくさやと同じく、

くさいが美味な食材である。

(Wikipediaより)

 

 

「蝦醤(はーじょん)」は、

蝦膏を油で炒めながら伸ばした調味料。

そのまま使えるので便利。

炒飯や青菜炒めのほか、

唐揚げや蒸しものの下味付けにもおすすめです。

 

アンチョビで料理を作るのと同じ感覚で

蝦醤を使うのが良いと思います。

同じように食欲をそそる香りになります。

 

 

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ろんちゃんは、四角い蝦膏を買いました。

(瓶入りより四角の方がしっかり凝縮されています)

これを油で伸ばしながら、

エシャロットやニンニク、

オイスターソースや砂糖、数種の醤油を混ぜて、

オリジナル「蝦醤」を作ります。

 

 

●いろんな老舗のオリジナル「蝦醤」

 

 

●最初はめっちゃ苦く感じます。クセになるとハマります。

 お湯に溶いて飲むのがいちばん。時間がない時はそのままいきます。