関西日本香港協会の戒田会長からのご縁で知己を得た
「plusui」の伊藤 紀美子 (Kimiko Itoh)さんからバトンを受け取りました。
二冊目は、『禅と食』。
曹洞宗徳雄山健功寺住職、庭園デザイナー、
多摩美術大学環境デザイン学科教授の枡野俊明氏のご著書です。
禅の修行は「行往坐臥」(歩くこと、とどまること、座ること、寝ること)。
日常生活を送る上でおこなっているすべてのこと、
あらゆるふるまいが
自分を高めるための自分を輝かせる【修行】だと、
このご本の最初に書いてありました。
【修行】だと聞くと、腰がひけてしまいがちな私。
が、
読み進めていくと、
本を読んでいる感覚が、
枡野住職のお話を直接拝聴している感覚に変わりました。
このご本は、
「食」を「何をどう食べるか」としてではなく、
生活の中心に置き、
「生きる」を整えるためのものごととして捉えてありました。
そして、
それは人との関わりにまで言及するものでした。
そして、
ここで言われている【修行】とは、
【人生を過ごしていく中で、心と体が健康であり続けるための秘訣】だということに気づきました。
これは、しないともったいない!と思うに至った私です。