渋い趣味やと思う。
お魚が市場についた頃に買いに行き、晩ごはんの準備をするけんゆう。
この魚は両手のひらを開いたくらいの大きさで、50香港ドル(約800円)。
食べたい魚をやみくもに買うのではなく、新鮮で旬でお安い魚を選ぶようになってきた。
じつは、けんゆうは「ケチ」である。
(ちなみに、大阪では、「ケチ」と「しぶちん」は違う。「ケチ」は節約して無駄遣いしない。「しぶちん」はとにかくお金を使うのが嫌。)
もともとわたしは、衝動買い派であったが、けんゆうと行動すると、いちいち「それ本当に必要?」「何回使う?」「どんなときに使う?」「同じ様なの持ってたんと違う?」とか、耳のそばで買うのをやめるまで言われるので、買わなくなってきた。
また、わたしは大阪のおばちゃんなので、【タダ!】が大好き。なので、タダでもらえるとなったら、なんでももらう派。こないだね、大阪のスーパーで、【グリコのお菓子2個買ったらノートをあげる】と書いてあるのをレジ前でみつけ、カゴの中にけんゆうが選んだグリコが6個あったので、3冊もらおうとしたら、「それ、いつ使うの?」「持って帰ってどうするの?」「使わなかったらゴミになるだけやで!」「日本はゴミを捨てるのが大変やのに、また増やすの?」と言われ、断念した。
一緒にいてたらお金が貯まると思うけど、彼女になる人は、大変やと思う…。