ここはタイのカンチャナブリ。
ミャンマーとの国境にも近く、さらに80キロ西へ進んで国境まで行ったが、2023年12月時点では国境を越えることはできなかった。
「さて、では何をしようか?」
プラン通りの旅ではおもしろくない。
もとい、プランらしいプランなど最初からなかった。
正確に言うなら、いつも、ない
今回の旅で決まっていたことは、バンコクから入ってチェンマイから出ること。
旅をしながら、仕事をこなすこと。
それだけだった。
ストーリーは前回（
）の続きです。
「そうだ！ 泰緬鉄道に乗ろう！」
泰緬鉄道は、太平洋戦争中にタイとミャンマーを結んでいた鉄道で、旧日本陸軍が建設した鉄道である。
「泰緬」の「泰」はタイを、「緬」はミャンマーを表していて、英語名称は”Thai-Burma Railway”だが、過酷な建設労働によって大量の死者を出したことから、「Death Railway(死の鉄道)」という名で知られている
さて、”Death Railway(死の鉄道)”はどんな景色を見せてくれるのか？
カンチャナブリ午前6時2分発ナムトック行きの列車に乗ることにした。
切符売場では切符売りのおじさんお兄さんとあれこれ言い合っているうちに、列車が発車してしまった
発券時刻と出発時刻が同じ
どちらも、午前６時02分
＝間に合うわけがない
「待って～っ！」
私は、大ダッシュで追いかけた！
「やったぁ。止まってくれた！」
そして、無事に乗車成功！！
タイ王国のゆるさ 寛大さに感謝！
日本だったら、ありえないだろうなぁ
走る列車を追いかけ、
乗り込む映像が残っていたことにも、感謝！
さすが、我が編集班ナイス・ジョブ
そして、列車は再び加速していった
その後、あっという間に最初の駅に到着した。
クウェー川鉄橋駅だ。
そう、映画『戦場にかける橋』（The Bridge on The River Kwai 1957年公開）の舞台となった鉄橋だ。
画像はお借りしてきました。
なぜなら・・・
列車の中にいたから、全貌を見られなかったの
それに、まだ真っ暗だった
こちらは、鉄橋を列車で渡る様子
（車内から）
この鉄橋あたりで列車を待ち構えてもみたかったなぁ。
クウェー川鉄橋は、第二次世界大戦中、日本軍が敷設した泰緬鉄道が通るクウェー・ヤイ川（Kwae Yai）に架けられた橋で全長330メートル。
1943年に完成するも、幾度か爆撃された。
鉄橋のアーチ部分(ぼこぼこがついているところ)は、完成当時のオリジナルだそう。
それは、後で知ったことだったが、そのことを知り、
「おぉ、それなら、間近に見たわ！」
と感激した。
ところで、私は『戦場にかける橋』（The Bridge on The River Kwai）を見たことがなかった。
調べてみたら、
「あ、この音楽知っている！」
聞き覚えのある、口笛のような音楽が聞こえてきた
♪クワイ河マーチ♪
聞いたことがありますよね！？
誰でも、一度は聞いたことがある曲だと思います。
最初は、「一区間だけ”記念乗車”して、帰ってこよう！」などと思っていたが、なんだかもったいない気がしてきた。
こんなにも素晴らしい朝焼けを見ることができたし、乗り続けていたら、もっともっと素晴らしい景色を見られる気がする
ワクワク
山頂には寺院が！思わず行ってみたくなる
それにしても、寒い！！！
この列車には、窓がない。
正確に言うのなら、窓はあるが、閉めた状態で固定することができない
老朽のためと見られた。
もともと、
「クウェー川鉄橋場駅まで行ったら、降りて帰ってこよう」と考えていたから、着の身着のままで来てしまった
ついでに言うなら、ホテルの部屋も散らかしっぱなし
こんな写真、だれが撮った？
・・・今となっては良い思い出だけど
私は、寒くて、寒くて、震えまくっていた。
着るものがないから、日焼け止め防止の冷感仕様の薄っぺらいパーカーのフードがせめてもの風よけだった。
Q. さぁ、私は、泰緬鉄道に揺られてどこまでいくのでしょう？？
車内は、こんな感じ。
木造列車、味があるでしょ(^_-)-☆
ぶー、ぶるぶるっ
次のハイライト（私としては、一番気に入った）である、木造橋まで紹介しちゃおうと思っていたけれど、すでに長くなってしまったので、続きはまた次回
・・・ということで、今日はCiao!
こんなのを作ってみました
「タイ語を学ぼう！」の第3弾です。
この中では、素の状態で話しています
よかったら、お付き合いください
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