彼がどんな気持ちで、テープのハリを貼ってくれたのか、、
僕が一度貼ってみるのを試してくれないかな、という気持ちだったのかもしれない
と今は思うのだけれど。
わたしは、嫌だと訴えたわたしの気持ちを彼ならわかってくれると思ったんだ。
帰宅してから、やっぱり首元にハリがついているのがなんかイヤで、、
私は、その日のうちに、テープのハリをとってしまった。
重苦しい罪悪感が私の中に漂っていた。
彼は、説明をしなかったけれど、テープのハリは、かぶれたりしない限り、
1週間つけたままでも問題がないと前の先生から聞いていました。
むしろ、すぐに外してしまったら意味がない。
そして、3回目の治療の日。
以前、書いたように、1回目の治療のときに、週2回来れるか、と彼に聞かれて
2、3回目の予約は、水曜と土曜の2回とったように思う。
だから、水曜日にテープをはってもらって、3日後の土曜日が3回目だったのですが、
彼は、私がすでにテープをきれいにとってしまっていることにもちろん気付いたと思う。
それまでの週1だったら、テープをいつとったかなんてわからなかっただろうに。。
お互いテープのことは何も触れなかった。
それから、彼の態度がなんとなく、そっけないような感じになっていく気がした。
それは、ハリのことだけではなくて、、
後で思うと、わたし、いろいろとやらかした? と思うようなことがあった。
いや、まるで運命がいたずらしたような、
このときのわたしは、そんなことには全く気付いていなかった。