16年間 | よさこいの夏

よさこいの夏

spunkyなspecialなsweetyな日々をず~っと(^^♪

2023年12月からこちらへ引っ越しました。

16年間という年月のことをあれからずっと考え続けている。
身体に重い障害を持つ人たちと過ごした年月。

 

あっという間だったような・・・
浦島太郎が竜宮城から戻って来た時にもこんな風に感じたんじゃないでしょうか?
あの時間はあったはずのものなのに、まるで夢だったように感じられるのはなぜでしょう?
あったはずのものなのに・・・
とてもとても長い時間だったのに・・・

重い障害を抱え、車椅子で食事もトイレも介助を必要としていながらも前向きに日々を過ごす尊敬すべき友人ができました。
職員同士の中にも共感し合えて相談し合える友人ができました。
多くの人数ではないけれど、今もその人たちと繋がり続けていられることが、
16年間に得られた大切な大切な宝物です。

職場を離れて3か月半が過ぎました。
職場の代わりに、ジムのプールに日々通っています。
泳いでいる感じがとても心地いい。
また本が読めるようになりました。
図書館にも毎週通って、新しい本を借りたり返したり・・・。
勤務していた16年間は実はほとんど読書というものができなくなっていました。
なんででしょうね?

 

家族以外の誰とも話さなかったな~という日が度々あります。
でも、今はそれも苦にならない。
元々ひとりでいるのが好きな私です。
絵を描いたり、
ピアノを弾いたり、
泳いだり、
お菓子を作ったり、
映画を観たり、
本を読んだり、
全部ひとりで愉しめる。

Img_5796_20220717081101 昨日は職場でできた友人たちが「お疲れさん会」を開いてくれました。
久々に共通の話題で盛り上がれる人たちとの愉しいひとときでした。
あの職場の話。
我が子たちの話。
孫たちの話。
美味しいご馳走をいただきながら、心置きなく話せました。

 

この一カ月余りでたくさんできた石ころをプレゼントできたのも嬉しかった。
(写真は最新作の石ころたちです)

竜宮城から戻ってきて、今。
なかなかいい時間が過ごせていることに感謝です。

 

Img_5794