O様のご支援による小型井戸が完成しました。

カンボジアの建設会社 KHJ Constructionsから届いた写真と報告書の内容です。

 

カンボジア井戸支援報告書(トロピアンプレイ村)

トロピアンプレイ村ヴォンチュウンさんの家に井戸が完成いたしました。

水量、水質ともに良好であり、みなさんにとても喜んでもらっています。

 

 

普段は仕事をしに行きますが、井戸を歓迎会の為に半日休みました。

 

ヴォン チュウンさんは、

『井戸を支援して頂いて感謝しております。毎日井戸を使っています。生活にいろんなことを助けています。家族の経済的にも前よりよくなりました。作物を少し植えることができます。』

 

写真の中には皆の顔ちょっと緊張しています。なんで緊張するかというと田舎の人は一年間に1回も写真を取っていない人もいます。実は皆すごく嬉しくて何回も何回も手を合わせて『オークン オークン』と言いました。『オークン』は日本語で『ありがとうございます』という意味です。

 

 

カンボジアの小学校は半日だけ勉強。午前7時から11時までと午後1時から5時まです。

 

月曜日から土曜日まで勉強します。学校で勉強する以外小学校3年生からは塾に行きます。生徒達全員塾行くではなくて生活が大変の家族は子供を塾に行かせられません。

 

塾は都会のほうがもちろん高いですが田舎では1時間だいたい0.125ドルから0.25ドルです。塾で勉強する科目は年生によって違いますが小学校3年生くらいなら3つの科目やり、クメール語と算数と英語です。その中に1つしか塾に行けられない子供もいます。

 

カンボジアの子供は勉強時間の以外に皆家事をお手伝います。

今の状況はコロナの影響で学校を閉鎖していますが、学校と塾なども行けません。

でも支援方から井戸を支援して頂き本当に助かりました。いつも水を買うお金は貯金して学校を再開する時に子供を塾などに行かせられるようになりました。

 

 

  

https://youtu.be/gbwiXhJ7jfo

 

0.22秒~0.33秒のところに名前と【ありがとう!バイ バイ】と言っています。0.48秒~0.59秒では皆【井戸を支援して頂き、ありがとうございました】と言っています。1:00分では【私は本当にうれしかったです。】と言っています

 

O様のお陰で現地の人々の衛生状態および生活水準が改善され、大変喜んでもらっております。 ご支援いただき誠にありがとうございました。

               

                                                      KHJ Constructions Ltd

 

 

■井戸を建設した村・家族の紹介です。

(井戸建設前の様子です)

 

住所:シェムリアップ州ソットニクム郡ポペル町トロピアンプレイ村

アンコールワットで有名なシェムリアップの街から約60㎞離れた場所になります。

井戸が完成した場合2家族7人の生活に井戸が使用されます。

 

2世帯とも土地を借りてキャッサバを作っており年間500~750ドルの収入があり、畑仕事が暇な時は建設や農作業など様々なアルバイトをして生活をしています。

 

生活に使う水は業者から買っています。水瓶1杯3ドルで一週間に約1回使います。経済的な理由で水を極度に節約しますので、男性はほとんど家で水を浴びる事はなく、川や雨で体を流すとのことです。

 

チゥイレインさんは、『井戸が出来たらとても嬉しい、今まで自分の生活で井戸を使った事がないからとてもワクワクします。』と言っていました。

 

 

 

★一つ目の家族

ヴォン チュウン 女性 57歳 (母)

チゥイ レイン 男性 24歳 農家 (息子)

ヴォト ワンナー 女性 20歳 農家 (息子の嫁)

 

 

★二つ目の家族 

チュ イヘン 男性 30歳 農家 (旦那さん)仕事中のため不在

チム チョムマイ 女性 31歳 農家 (奥さん)

ヘン イット 男性 8歳 1年生(子ども)

ヘン ヤット 男性 4歳 (子ども)

 

 

水瓶です。

この様なものがカンボジアではよく使われています。

 

 

トイレです。カンボジアの田舎のトイレは水でお尻を洗います。

 

 

水瓶の水です。水業者から買っているものですが、少々濁っております。

普通にこれを飲んだり、生活に使っています。

 

 

家を横から見たところです。

木材で骨格を作り、屋根と壁はヤシの葉で作られています。

 

 

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こちらの家族は、経済的にもかなり困窮しており、購入した水を節約するために、川の水と雨水で、できる限り賄っているとのことでした。

 

雨の降らない乾季になると、水の確保はさらに難しくなり、農業からの収入も減ってしまいます。

 

家族は、生きていくだけで精一杯という状況でした。

 

今回、O様の支援により、井戸が建設され、常に安全な水を確保できるようになりました。

 

首都プノンペンは、急速な経済成長を遂げているカンボジアですが、少し田舎に行くと、このような環境で生活している貧しい人々が、今尚、たくさんいます。

 

カンボジアには、日本以外にも、海外のNGOから多くの支援や援助が入っていますが、田舎の本当に貧しい村には、なかなか支援が届かないのが実情だと聞いています。

 

O様、貴重なご支援を本当にありがとうございました。

 

バラコミでは、カンボジアの建設支援会社(KHJ Constructions)を通じて、大きな団体からの支援が届かない貧しい地域への井戸支援を行っています。

 

お預かりした寄付は100%現地に届け、一切の手数料、経費等も受け取っておりません。

 

 

バラコミでは、カンボジアの建設支援会社(KHJ Constructions)を通じて、貧しい村、小学校への井戸支援・小学校建設支援を行っています。

お預かりした寄付は100%現地に届け、一切の手数料、経費等も受け取っておりません。


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