M様のご支援による小型井戸が完成しました。
カンボジアの建設会社 KHJ Constructionsから届いた写真と報告書の内容です。
住所 カンボジア王国シェムリアップ州バンティースレイ郡タバエン町スクン村
スクン村のホンジさんの井戸が完成しました。
水量水質とも異状なく現地の皆さんの生活に大活躍しております。
井戸の用途は生活の全部の事、飲料、炊事、洗濯、水浴びと牛の飲み水という事です。
黒いシャツの女性フントーイさん（ホンジさんの奥さん）より
井戸はとても良いです。衛生的で便利です。
１日に3～4回はみんなが水浴びをしています。
井戸を寄贈して頂きありがとうございました。
下の子供2人サリカー君ラスマイちゃんより
『とても嬉しい』『スーパーラッキーだ！』『ありがとうございました』
2人とも同じ事を言っておりました。
M様のお陰で現地の方々がより衛生的になり、そしてとても喜んでおりました。
ご支援いただき大変ありがとうございました。
KHJ Constructions Ltd
井戸の建設地ソムラオン村の様子です。
（井戸建設前の様子です）
※カンボジアKHJより届きました候補地報告書の内容を記載しています。
↓↓
住所 カンボジア王国シェムリアップ州バンティースレイ郡タバエン町スクン村
候補地はアンコールワットで有名なシェムリアップの街から50㎞離れた場所になります。
森の中にある未舗装路沿いに家があります。
森の中の家で自然の恵が豊なのですが、大人の方々は全員読み書きが出来ず、なかなか生活は豊にはなりそうにはありません。
若者は小学校中学校へは通えているようですので期待できます。
4つの家がありますが、親戚同士でほとんど生計を一緒にしております。
水の使用状況は、以前は川の水を使っていたのですが、ここ2年ぐらい水が干上がってしまいました。
現在は水を水タンク業者から買っています。
しかし、もともと水がある地域でしたので水タンク業者が近くにおらずに割高な料金になってしまいます。
水瓶1杯で1.5ドルなのですが、カンボジアの田舎では現金収入が貴重で間違いなく苦しい状況です。ホンジさんの家庭で月100ドル以下の収入です。
井戸を使用は13名を予定しております。
（下の写真）左から
父ホンジさん42歳、農家
母フントーイさん40歳、農家（不在）
長男ホンカヤ18歳中学3年生卒業
次男ホンイエン16歳小学3年生中退
長女ホンハンハン14歳中学2年生（不在）
三男ホンサリカー11歳小学6年生
次女ラスマイ10歳小学4年生
↓この家を母屋としていますが、どちらかというと下の写真の家を主に使っているようです。
↓もう一つの家です。壁がない家です。
昼間はこの方が風通しが良いのと、炊事や牛の世話などするには壁がない方が便利です。
ただ雨が降った時が大変であるのと、冬12月1月は夜寒いという問題があります。
長男と次男はこちらで寝泊まりしています。
↓残り２軒の様子です。
左の家に4人、右の家に2人が住んでいます。
家の近くで牛を飼っています。
牛の餌の事や散歩は下の子供2人が協力してやっていました。
上の兄や父は遠くで何をしているか見ていました。
放置しているという感じではなく、子供だけで出来るから大人がする必要がないという感じです。
↓下の子供二人、とにかく元気で明るく良く働きます。
カシューナッツの木が家にあり、赤い実の部分をオヤツに食べていました。
実の先端の種がナッツになります。
ナッツは1Kg1.5ドルで売ります。
果実は美味ですが傷みやすく売ることができませんのでオヤツになります。
水瓶です。これを飲料炊事に使っています。
洗濯、水浴びはあまりやらないそうです。
手前のサボテンは、ドラゴンフルーツの木です。
年に数個実が採れるそうです。
末っ子のラスマイちゃんの昼ごはんです。
ビニール袋に白米と魚の干物一つです。お母さんが朝に作ってくれました。
ジャックフルーツの木です。世界最大のフルーツで、美味です。
通常は現金獲得の為に市場に売りますが、ときどき住人で食べます。
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井戸ができたことで、水汲み作業からも解放され、水を購入しなくても生活できるようになりました。
水のない田舎の地域では、業者から生活用水を購入して使用しますが、自給自足で生活している村人にとって、経済的にかなり圧迫されることになります。
井戸ができたことで、村人達の生活にゆとりができ、経済的にも大きな支えとなります。
生活が安定することで、子供達は学校にも通いやすくなり、未来にも希望が持てるようになります・
M様、貴重なご支援を本当にありがとうございます。
【バランスコミュニケーション・カンボジア支援ＨＰ 】
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