S様のご支援による井戸が完成しました。

カンボジアの建設会社 KHJ Constructionsから届いた写真と報告書の内容です。

 

 

カンボジア井戸支援報告書(トゥロッコムポット小学校)

トゥロッコムボット小学校小型井戸が完成いたしました。
水量、水質とも良好でとても活躍しております。

 

 


学校での子供たちの手足洗い、掃除、トイレの水、草木の水やりや近所の人の洗濯にも使われています。

 

 

 

 

校長のヴィアスナー・デップ先生より 『井戸を寄贈して頂き誠に感謝申し上げます。

今、乾季に入りとても井戸が大活躍しています。井戸を寄贈してくれた日本人の方はとっても優しくて素晴らしい方だと思います。その方のご健康と ご多幸をお祈りいたします。』

 

 

チャムラン先生より 『学校生活が衛生的になったこと 子供たちが遊んでいる時などに 熱中症予防に水浴びできるように なって、とてもよかったで。』 とメッセージを頂きました。

 

 

4人の子供たちへ井戸が出来てどう思うかと質問したところ
『楽しい!』『涼しい!』
と皆が口々に言っておりました。

 




 

Sさまご寄贈のトゥロッコムボット小学校小型井戸建設は大成功でありました。
ご支援いただき誠にありがとうございました。

 

                                           KHJ Constructions Ltd

 

井戸建設地の情報です。

シエムリアップ州 バラン郡 バコウン区 トゥロッコムボット村

 

 

【学校詳細】
・1校舎3教室 全6クラス
・総児童数109人(男子80人、女子29人)
・総教員数7人(男性4名、女性3名)
小学校の全児童・教員と併設の幼稚園で使用します。

 

 

 

【授業風景】
 

 

 

 

 

【井戸建設前の状況】

全部で井戸が3つあるが2つはもう古く、故障していて使用ができません。
もう1つの井戸は水の出る量が少なく雨季などは使えるものの乾季は水が出ない状態です。
そのため池の水をくんでトイレや手洗いのために使用しています。衛生的ではありません。

 

 

【経済状況】
国から支給される学校の施設・設備費:250$/3か月
この費用で校舎等、教室などの施設修繕から机・椅子・教具教材等までほとんどの設備維持、備品購入まで賄わなければなりません。

 

これでは学校の施設を維持し十分な教育環境を整えることなどできず、井戸の修繕や新しく作ることも到底できません。

また直接、井戸の建設を国に依頼しても都市部の学校と比べると人数の少ない田舎の学校は取り合ってもらえないのです。

国からの援助が足りない為、照明や扇風機など学校で消費する電気代は先生たちでお金を出し合って賄っているそうです。

 

 

 

 

 

カンボジアの貧しい村の小学校では、井戸があっても水が出なくなっていたり、修繕できずに放置されている状態をよく見かけます。貧しい村に対する国からの支援は十分ではなく、諸外国からの支援に頼っている状況です。

 

 

新しい井戸ができたことで、子供達は綺麗な手を洗い、トイレも使用できるようになります。日本では当たり前のことが、当たり前ではないということを思い知らされます。

 

 

S様、貴重なご支援をありがとうございました。

 

 

■カンボジア井戸建設支援に関する、お問い合わせお申込みについては下記をご確認下さい。

【バランスコミュニケーション・カンボジア支援HP 】
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❖井戸建設をお考えの方へ