現在、バラコミのカンボジア小学校建設支援として、3校目の小学校を建設しています。

 

今回の学校建設は、旧校舎のある敷地内に、新校舎の建設支援しています。

 

旧校舎(クローイ小学校)はカンボジア政府により建設された校舎ですが、生徒数の増加により、すでに全生徒が校舎内で授業を受けることができない状態になっています。

 

現在、子供達は、屋外に設置された青空教室にて授業を受けています。

 

下記は、青空教室での授業風景です。

 

 

 

 

2月中旬より、新校舎の建設が開始しています。

下記、カンボジアの建設支援会社(KHJ Constructions.co.ltd)から届きました報告書の内容です。

 

 

■クローイ小学校新校舎建設の様子1

クローイ小学校建設の作業を2月11日より開始しております。

 

 

★古いコンクリート型枠で木の杭を作っています。

 

 

 

 

★木の杭を使って学校の外側に長方形の枠を作っています。

この枠を基準に建物のラインを作っていきます。

 

 

 

★建物基礎の穴を手掘りで掘っています。

 

 

 

★基礎の穴です。この穴の部分に建物の柱が建ちます。

紐を使って場所を測っています。

 

 

 

★資材車です。荷台にコンクリートミキサーや転圧機が見えます。

 

作業員の宿泊は学校で寝ることもできますが建設資材の防犯の為に夜は車にハンモックをつけてそこで寝る人間も必要です。

 

ハンモックは 蚊帳もついていますので、雨が降らなければ 日本人が思うほど過酷ではありません。

 

 

 

日本で、大きな建物の建設する場合、様々な重機や建機が使われるものだと思いますが、ここカンボジアでは、作業員の人達の手によって基礎の穴掘りをしています。

 

私自身も、これまで学校建設の様子や建設現場を見る機会がなかったので、作業員の人達の手掘りでこのように基礎が作られているということを、はじめて知りました。

 

カンボジアは乾季に入っていますので、雨の降らない猛暑の日々が続きます。

 

その中での建設作業というのは、とても過酷だろうと思います。

 

作業員の人達の安全を祈りつつ、子供達が末永く勉強できる校舎が一日も早く完成しますようにと願います。

 

 

 

バラコミでは、現在4校目の小学校建設に向けての支援を募っております。

 

カンボジア小学校建設支援の活動についてはこちらをお読みください。